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オンライン・フレンズ@さくら

神戸遙真

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065353134
ISBN 10 : 4065353130
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

両サイドから描く、オンラインで生まれた中学生2人の友情、どちらからでも読める!


「ここでなら、話があう人もいるかも。とはいえ、いきなり友だちになってください、なんて話しかけるのは怖いし

「どういう関係なら”友だち”なのか、説明しろって言われたら、きっとすごくむずかしい。
ーーでも、これだけは断言できる。
どこで知り合ったかなんて、関係ない。
わたしにとって、ユナはかけがえのない、なくしたくない、大事な友だちだ。

とあるコンプレックスから、学校にあまりなじめていない中一の「さくら」。SNSで同じマンガが好きな中学生ユナと親しくなり、本当の自分を隠してビデオ通話をすることになって‥‥。
「恋ポテ」シリーズで日本児童文芸家協会賞、『笹森くんのスカート』で児童福祉文化賞受賞、神戸遥真氏最新作!                    



プロローグ

1 オンラインではじめまして

2 いいところが目立つように

3 わたしも何かやってみたい

4 わたしと同じなのかなって

5 ホントのわたしを伝えたい

6 大丈夫なんかじゃなかった

7 本当のきみに、会いに行く

エピローグ





【著者紹介】
神戸遥真 : 千葉県生まれ。第5回集英社みらい文庫大賞優秀賞受賞。『恋とポテトと夏休み』などの「恋ポテ」シリーズで第45回日本児童文芸家協会賞受賞、『笹森くんのスカート』で令和5年度児童福祉文化賞受賞。また、第21回千葉市芸術文化新人賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    YA。中学でスマホ解禁された未來(みらい)はSNSで好きなマンガの話がしたい。最初にメッセージ(DM)をくれたユナはとても親切でSNSの注意事項を教えてくれて、とても気が合った。未來のハンドルネーム「さくら」は顔に大きく桜色のあざがあることから由来する。ユナとオンラインで顔を合わせる時、未來はコンシーラーであざを消した▽コンプレックスで自信を持てないでいた未來が、ユナとの関りで成長していく物語▽SNSは危ない反面、新しい交流手段としてあるのが現実。ユナバージョンは今から読む。良本。2024.8刊

  • まる子

    転校してきた中学生の未來。自分の顔に特徴(コンプレックス)がある事で人となかなか打ち解ける事ができない悩みを持っていた。ある時、デジタル機器に「外見補正機能」がある事を知った。これならいけるかも?!同じマンガが好きなユナとSNSで仲良くなり、ビデオ通話ではこの機能で自分のコンプレックスを隠せた。でも、結局はユナを騙しているんだよな…。そう思いながらも偶然にユナと出会った。お互い自分が思っていたよりもそうではない事に気づいていく友情物語。「@ユナ」編どちらから読んでもOK👌

  • 雪丸 風人

    主人公は顔のアザと生きる中学一年生。好奇の視線や同情に委縮しながら生きていた彼女が、同じマンガにのめりこむネッ友との交流で少しずつ羽を広げ、身近な困り事に正対する勇気をもらいます。葛藤ズズーン!な趣もありますが、その分だけ反動の飛翔が際立つ一冊ですね。母と腹を割って話す終盤のシーンが、親心の方もわかるだけに響きました。邂逅シーンは@ユナパートの方も絶対読まないと損。お互いの高揚にじかに触れられるから。軽い文体で重いテーマを描き上げ、しかもワクワクしながら読める凄い一冊です。(対象年齢は11歳以上かな?)

  • joyjoy

    小学生の頃の「文通」のドキドキ、ワクワク感をちょっと思い出しながら読む。会わない相手だからこそ話せること、話せないこと、あったなぁと。さくらの気づき「リスペクトって、多分、すごく一方的なのだ。自分のなかにある理想を押し付けすぎると、その人自身が見えなくなる」。あぁ、そういうことあるかも。覚えておこう。

  • toshi

    先に読んだ「@ユナ」と同じ内容をさくらを主人公に描いた作品。有川浩の「ヒア・カム・ザ・サン」とちょっと似ている・・と言うより宮部みゆきの「模倣犯」の前半の手法と同じ構成。セットと言うことで、星新一の本に通じるような表紙のイラストも、そのバックとスピンの色も統一感が有って凝っている。「@ユナ」はネットの友情がメーンテーマだったのに対し、こちらはルッキズムコンプレックスに悩むさくらの成長物語で、個人的にはずっと面白かった。 (→)

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