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道路を渡れない老人たち リハビリ難民200万人を見捨てる日本。「寝たきり老人」はこうしてつくられる

神戸利文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784776211266
ISBN 10 : 4776211262
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

間違った介護と医療で、急激に身体が弱っていく高齢者。どんな介護をするかで、あなたや家族の「老後の幸せ」が決まります。

目次 : 第1章 間違った介護支援が老後の幸せを奪う/ 第2章 誰も助けてくれない「介護後進国日本」の現状/ 第3章 老後の幸せを守るために必要な介護とは/ 第4章 家族が、自分が倒れる前に知っておきたい介護の基礎知識/ 第5章 これからの介護の未来はどうなるのか/ 第6章 特別対談 北原雅樹(ペインクリニック専門医・公認心理師) 医療の現場と介護の現場から語るこれからの高齢者への支援とは

【著者紹介】
神戸利文 : リハビリ専門デイサービスリタポンテ代表取締役。1965年生まれ。三重短期大学卒業。合弁会社・株式会社保険市場の代表取締役を務めるなど、保険業界を中心に活躍をしていた中、自身の親の介護の実体験がきっかけとなり「理学療法士によるリハビリテーション」「日本で初めて介護保険分野で受けられるサービス」を世に誕生させた誠和医科学(現・ポシブル医科学株式会社)と出会う。生活期のリハビリの重要性を説く考えに共感し、その経営に参画した。同社を退任後、生活期のリハビリが不毛不足する東京関東圏に進出するため、リタポンテ株式会社を設立。リハビリ専門デイサービスリタポンテを新宿区で開業

上村理絵 : 理学療法士。リタポンテ執行役員兼事業部長。1974年生まれ。中京女子大学(現・至学館大学)卒業後、関西女子医療技術専門学校(現・関西福祉科学大学)理学療法学科を経て、理学療法士として活動。塩中雅博氏のポシブル医科学株式会社の創業を支援。同社退任後、神戸利文氏とともに、リタポンテ株式会社を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ykmmr (^_^)

    私たち、介護従事者には…耳が痛くなる話です。@老後の身体的自立を守るには、その状況になる前からの予防やリハビリの投げかけが必要。A日常生活自体が『リハビリ』になる場合がある。Bやる気が出ない利用者さんたちもいるが、若いうちからリハビリ等を習慣とし、ご本人がやる気になる環境を作る。実際の業務の中でも、利用者さんの『自立』を促す事を大切にし、出来ることは自分でやって頂く事はしているが、やっぱりやりすぎてしまうところがある。介護は、利用者さんの『自己決定』を大事にしないといけないので、ある意味

  • ネギっ子gen

    【大切なのは、出来ていたことが出来にくくなっているということに早く気がつき、適切に介護の制度を利用し、専門職の「介入」を受けること】間違った介護で、体が弱っていく高齢者たちの現状を紹介し、リハビリや適切な介護や医療の制度を使うことの大切さを伝える書。<筋肉の衰えは1カ所だけで起きるものではありません。たとえば、握力が衰えているとき、同時に脚も衰えていることが多いのです/ペットボトルの蓋を開けるには、10〜20kgの握力が必要で、その握力が保てていない場合は、全身の筋肉が、かなり衰えている可能性が高い>と。

  • うさうさ

    キャッチーなタイトルだがリアルな話で、内容はリハビリの重要性と課題、医療と介護の連携など重要でありながらも不十分な現状を書かれている。介護の知識なくても非常に分かりやすく、昨年発行の本なのでデータも制度も最新だ。確かに、待機児童は問題になるが、待機老人はニュースにならないな。

  • よぶ

    読んで良かった〜と思えた一冊です!今まさに、義父の介護の真っ只中です。介護する側は、時間が限られていたり楽だからと、やり過ぎる部分が多いのかもしれないです。介護される側には日々の生活がリハビリになっているのも理解している。どうしても手を出しちゃうんですよね(^_^;)寝たきりにさせない!動けるうちは自身で動いてもらう介護を目指していきます!!

  • 清水勇

    自身の親の看護の実体験をきっかけに寝たきりにしない為のリハビリを中心とした介護サービス事業を展開する著者が、介護を受ける本人と家族に知って欲しい介護サービスの受け方を丁寧に説明する。いろいろな本を読んで日本では病院と家族の都合で多くの高齢者を「薬」と「拘束」で家畜並みに扱い寝たきりにすることで莫大な金を費やしている実態に愕然としていたが、日本の寝たきり率が北欧の10倍にもなる医療と介護の課題(「寝かせきり」から「寝たきり」にしてしまう)とリハビリを通して自立することの重要性をこの本で明確に理解できた。

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