Books

気分障害の臨床を語る 変わること、変わらないこと

神庭重信

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422116969
ISBN 10 : 4422116967
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

この20年間に、気分障害の診断や疫学、治療法はどのように変わったのか?また、病気の考え方や原因についての研究はどう変化したのか?日本の精神医療の現場を牽引する三人の精神科医が、新たな臨床のあるべき姿を模索し、最新の情報と豊富な経験知をもとに最前線から発信する。

目次 : 第1部 気分障害の診断と治療―一九九九年の討論(気分障害の診断と治療の要点/ 躁うつ病の概念における歴史的変遷と今日の診断基準/ 気分障害のコモビディティ/ 特殊な気分障害/ 気分障害と性格/ 治療的観点から見た気分障害の経過/ 新世代の抗うつ薬―一九九九年の議論/ 気分安定薬の臨床的特徴と注意点)/ 第2部 新しい気分障害の臨床―さらに二〇年後の臨床現場に向けて(疫学、政策、診断の変遷/ DSM‐4からDSM‐5へ/ 社会の変化とうつ病の病態像の変化/ 職場のメンタルヘルスの変化/ 三環系うつ薬からSSRIの時代へ/ 双極性障害の治療の変化/ 心理教育について/ 気分障害への精神療法的アプローチ/ リワークプログラムの現状と課題)

【著者紹介】
神庭重信 : 九州大学医学研究院精神病態医学分野教授。1954年福岡県生まれ。1980年慶應義塾大学医学部卒業、慶應義塾大学医学精神神経科入局。1982〜87年米国メイヨクリニックへ留学、精神薬理学フェロー、その後、精神科レジデント終了、同アシスタント・プロフェッサー。1993年慶應義塾大学医学部講師(一時期漢方クリニック兼務)。1996年山梨大学精神神経医学講座教授。2003年より現職。2017年日本精神神経学会理事長

坂元薫 : 赤坂クリニック坂元薫うつ治療センター長。1956年東京都生まれ。1982年東京医科歯科大学医学部卒業後、東京女子医科大学神経精神科にて研修。1985〜87年旧西ドイツ政府給費留学生としてボン大学精神科留学。1993年東京女子医科大学神経精神科講師。1999年同助教授。2007年同教授。2016年より現職

樋口輝彦 : 国立精神・神経医療研究センター名誉理事。日本うつ病センター理事長。1945年兵庫県生まれ。1972年東京大学医学部卒業。1976年埼玉医科大学精神医学講座助手、講師。1989年群馬大学医学部精神医学講座助教授。1994年昭和大学藤が丘病院精神科学教授。1999年国立精神・神経センター国府台病院副院長、院長。2004年国立精神・神経センター総長。2010年国立精神・神経医療研究センター理事長・総長。2016年3月同センター退職、4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • SEAN M 

    気分障害の第一人者である三人による対談。しかもただの対談ではなく、20年前と現在との2回にわたっての対談本であるからかなり豪華。当時と現在の気分障害をめぐる日本の現状がわかりすごく面白かった。いずれ再読したい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items