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昆虫の脳をつくる -君のパソコンに脳をつくってみよう-

神崎亮平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784254102772
ISBN 10 : 4254102771
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

最近、昆虫の感覚や脳・行動のしくみが、遺伝子からニューロン・神経回路・行動と異なるレベルから、さまざまな方法により分析され、脳をつくる要素であるニューロンの形や機能を組み上げてスーパーコンピュータ上に脳を再現したり、昆虫独自の優れたセンサや脳機能(知能)を工学的に実現して応用する研究が始まっている。本書は、「昆虫」を用いたこのような脳研究がどのように行われているか、その最前線をわかりやすく解説する。

目次 : 第1部 昆虫脳の基礎知識(「昆虫の脳をつくる」意味/ ニューロンの形とはたらき/ 昆虫の感覚・脳・行動)/ 第2部 昆虫脳の研究手法(なぜ、カイコガを使うのか?/ 昆虫脳の分析手法/ 昆虫脳データベース ほか)/ 第3部 昆虫脳をつくる(脳地図作成の概要とソフトウェア/ 標準脳の作成の実際/ 昆虫脳シミュレーション)

【著者紹介】
神崎亮平 : 1957年和歌山県に生まれる。1986年筑波大学大学院博士課程修了。2003年筑波大学生物科学系・教授。2004年東京大学大学院情報理工学系研究科・教授。2006年東京大学先端科学技術研究センター・教授。現在、東京大学先端科学技術研究センター・所長。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こたろう

    昆虫の脳をシミュレートしてみようというタイトルどおりの本。しかし、内容が昨今猫も杓子ものディープな手法などではなく、もっと生物・神経科学的な手法。理研ってこういうこともやってるのかと知った。昆虫の脳の構造や、実際に実験しているときの写真など、ちょっと目を背けたくなるような写真もあるが、アプローチが医学➕情報という点が、コンピュータのみのを使ってのシミュレーションばかりの中、珍しかった。

  • Re哲学入門者

    そういえば読んでたな本3。 昆虫の脳を作るとのことだが、プログラミング上のものではなく、実際にロボットのように作っていた気がする。脳というよりかは、脳に起因する比較的単純な動きなどを対象としていた。

  • takao

    ふむ

  • ページの割には内容は濃い。 第1部、第2部は昆虫脳と脳神経の生理学的なモデルなどの解説で、内容は濃いがしっかり読めばわかりやすい。 編者でもある神崎教授のパートは1文が長いが、文章はわかりやすいので、区切りながら読むといいと思う。 第3部はシミュレーションになっていて、ソフトウェアをダウンロードして、実際にどのように研究しているかを垣間見ることができる。 誤植があるので、プログラムを写経するときは意味を考えながらする必要がある(pt3d...となるべきところがpt 3d...となっているところがある)

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