神奈川大学人文学研究所

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男性性を可視化する 男らしさ の表象分析 神奈川大学人文学研究叢書

神奈川大学人文学研究所

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787234650
ISBN 10 : 478723465X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

文学や芸術は、「男」をどのように描き出してきたのか―。欧米や中国の映画や文学、芸術、演劇などを男性表象という視点から読み替え、無意識的に/意識的に男性性に規定されて揺らぐ作家や登場人物の多様な“男らしさ”を、彼らが生きた時代と社会に即して析出する。社会のマジョリティと見なされているからこそ、透明人間のように「そこにいる」のに語られることがない男性性を解明する表象分析。

目次 : 序文 マスキュリニティ、二十世紀、表象/ 第1章 表現主義のマチズモとアウトサイダー性/ 第2章 新しい男の誕生?―ダダにおける「新しい人間」のマスキュリニティ/ 第3章 洪深のアメリカ留学体験―自伝における人種差別・恋愛、そして演じること/ 第4章 男らしくない西部劇小説『シェーン』―冷戦期アメリカの核/家族/ 第5章 「人間らしさ」への道、「男らしさ」への道―ラルフ・エリソン『見えない人間』/ 第6章 母、マジョリティ、減退する性―ロマン・ガリと男性性/ 第7章 飛ばなかった王子―マシュー・ボーン版『白鳥の湖』にみる男性性と現代社会/ 第8章 現代美術にみる狩猟と男性性―おとぎ話文化研究の視点から

【著者紹介】
熊谷謙介 : 神奈川大学外国語学部教授。専攻はフランス文学・文化、表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mamei

    序文の「マスキュリニティ、二十世紀、表象」が簡潔かつ情報豊かで助かった。コンネルの覇権的マスキュリニティの解説はこの本が一番わかりやすい。

  • 言いたい放題

    図書館にない

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