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ISBN 10 : 478723465X
Content Description
文学や芸術は、「男」をどのように描き出してきたのか―。欧米や中国の映画や文学、芸術、演劇などを男性表象という視点から読み替え、無意識的に/意識的に男性性に規定されて揺らぐ作家や登場人物の多様な“男らしさ”を、彼らが生きた時代と社会に即して析出する。社会のマジョリティと見なされているからこそ、透明人間のように「そこにいる」のに語られることがない男性性を解明する表象分析。
目次 : 序文 マスキュリニティ、二十世紀、表象/ 第1章 表現主義のマチズモとアウトサイダー性/ 第2章 新しい男の誕生?―ダダにおける「新しい人間」のマスキュリニティ/ 第3章 洪深のアメリカ留学体験―自伝における人種差別・恋愛、そして演じること/ 第4章 男らしくない西部劇小説『シェーン』―冷戦期アメリカの核/家族/ 第5章 「人間らしさ」への道、「男らしさ」への道―ラルフ・エリソン『見えない人間』/ 第6章 母、マジョリティ、減退する性―ロマン・ガリと男性性/ 第7章 飛ばなかった王子―マシュー・ボーン版『白鳥の湖』にみる男性性と現代社会/ 第8章 現代美術にみる狩猟と男性性―おとぎ話文化研究の視点から
【著者紹介】
熊谷謙介 : 神奈川大学外国語学部教授。専攻はフランス文学・文化、表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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mamei
読了日:2021/03/20
言いたい放題
読了日:2021/10/27
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