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小料理屋「絶」の縁起メシ 宝島社文庫

神原月人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299060211
ISBN 10 : 4299060210
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

幸せを呼ぶサンドウィッチ、金運上昇のつくねの黄金焼き、縁をとりもつ鶏もつ、自立プリン。そして絶望オムライス。幼い頃に一人になってしまったタクは、ひょんなことから妙ママが作る縁起メシが人気の小料理屋で住み込みで働くことになり‥‥。小料理屋・絶(たえ)を訪れるお客とタクが自分を取り戻すヒューマンドラマ。第9回ネット小説大賞の受賞作です。

【著者紹介】
神原月人 : 東京都出身。『絶望オムライス』が第9回ネット小説大賞を受賞。『小料理屋「絶」の縁起メシ』に改題し、宝島社より刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 丸々ころりん

    西山匠海5歳 父親からのDVから母子で逃げたはずが,母にも置き去りにされてしまう。理由はその先の事はわからない 母と別れになった小さな洋食屋で食べたオムライスが忘れられず,養護施設を出て…そのオムライスが匠海の人生の道標になる。 悪いことを絶ち新しく歩むための縁起飯 頁進む程,匠海と女将の関係は安直だった気がする。

  • Sakura

    タクは洋食屋に置き去りにされた子供だった。18になったタクは、彼を救ってくれたオムライスを探しに行き、妙ママが切り盛りする小料理屋「絶」にたどり着く。妙ママの"縁起メシ"の数々や、苦労の末タクがつくる"絶望オムライス"、妙ママの特別な人、画家の彼女の七海ちゃん、作家の春斗先生など、色々面白いネタが盛り込んであるのに、なんかどれも尻切れトンボのようで、着地していないように思ったのは私だけ?本のタイトルも"縁起メシ"なのに、装丁はオムライスだし(笑)。

  • じお

    ★★★☆☆ 虐待を受けた上に、子供の頃に洋食屋に置き去りにされた青年・西山匠海、心に傷を負ったまま成長し、養護施設を出てかつて自分を助けてくれたオムライスを探しに思い出の洋食屋を探す彼が出会ったのは小料理屋だった、何か色々外れていったヒューマンストーリー。まずまず、心に傷を負った青年が料理屋で働き、ママや周りの人に癒やされていく物語………と最初思わせておいて、何だか途中から明後日の方向に行ってしまいついていく気がなくなったかなという感想。疑似母みたいな距離感だと思っていたら、→

  • 栗山いなり

    小料理屋「絶」を中心に展開される縁起メシを題材とした物語。うーむ…小料理屋を舞台にした作品って事で少し期待したんだが…何でか知らんが少し読みにくかった。ちょっとした社会派要素も感じたり光る物はあったが全体的には微妙か?

  • 陽ちゃん

    まず、“絶望オムライス”という小見出しにギョッとしましたが、メニューになるまでの経緯が分かって納得。ですが、小料理屋の妙ママが、お客さんの縁起メシを聞いて再現するストーリーかと思ったらそうでもなくて、美味しそうではありますが、ちょっと残念でした。

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