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クラシック音楽鑑賞事典

神保m一郎

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061586208
ISBN 10 : 4061586203
Format
Books
Publisher
Release Date
November/1983
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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クラシック楽曲解説の古典的名著であり、僕...

投稿日:2018/04/01 (日)

クラシック楽曲解説の古典的名著であり、僕のクラシック知識の根っこになっている本である。元になっている『名曲をたずねて』が1934年の本であり、また著者による加筆・修整がなされてからも40年以上経ているということもあり、楽曲の解釈や作曲家・演奏家の情報の古めかしさは如何ともし難いものがある。それでも僕はこの本を折に触れて手に取り、愛読し続けている。神保氏の格調高い、品のある文章を愛するがゆえである。もう今ではお眼に掛かれない、いかにも戦前の教養人らしい文体である。また神保氏の文章には独特のリズムがあり(「ステージの実演を第一とし、レコード録音を第二としていたが」など)、慣れてくると楽しく読めるからである。今後、新しい読者のために情報面での手直しは必要だが、文章そのものは手をつけないでもらいたい。神保氏の名文こそ、本書のキモなのだから。

金山寺味噌 さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェルナーの日記

    本の題名どおり”音楽に対する事典”の1冊。1000頁以上もある大作だが、その頁数に恥じず、中世〜近代までにおける音楽を取り扱っている。器楽・管弦楽・室内楽・ジャズ・声楽・歌劇・楽劇に至るまで―― 楽曲の形式は、交響曲・協奏曲・奏鳴曲・組曲・序曲・前奏曲・譚詩曲・奇想曲・嬉遊曲・練習曲・幻想曲・即興曲・狂詩曲・輪舞・小夜曲・交響詩を五十音別に作曲家ごとに解説している。さらに指揮者・演奏者・声楽歌手の紹介と楽団と合唱団までもが解説されているので、この1冊があればほぼ全ての音楽(クラシック音楽)を網羅できる。

  • なつ

    約1000ページにわたり音楽の概念からクラシックの作曲家及び代表曲、著名な演奏者や楽団の紹介、用語を一気に網羅。曲は少しわかるけどそれほど知識は深くない私にはとても参考になりました。昔の本なので記述が古く感じる箇所がありますが、その題名にふさわしく、鑑賞の手引きとして、読み物として勉強になる一冊です。

  • hr

    僕のこの本の使い方は、目次を見て、鑑賞して楽しめるようになった曲に印を付けていっている。久々に手に取ってみたら、以前は自分の中には染み込んでいなかったブラームスのピアノ協奏曲や、フォーレのヴァイオリン・ソナタのような存在を確認できた。今年は弦楽四重奏曲にもっと耳を向けていこうと思う。

  • 葉っぱ

    名前だけ有名で交響曲ひとつぐらいは知ってるけれど、それも通しで聞いたことはないし他の曲はまったくわからん、みたいな作曲家ってたくさんいるよね〜。そういうときに「この曲をつくった人はこんな曲もつくっています」(アマゾン風)な紹介を読める。便利だけど他の人が言ってるように通読するもんではない。

  • サボリーマン

    この事典を読んで音楽を聞くというよりも、ある音楽を聞いてその音楽をこの事典で調べるという使い方が私には合っていた。なぜならボリュームが多すぎて読み進めたところで曲名まで覚えれないわけである。クラシック初心者も玄人も一冊この本を持つ事をおすすめする。もちろんインターネットで曲名を検索すれば作曲背景など全て情報は手に入るが、あえてこの一冊を手に取り、調べにくい索引から曲名を探し出し、作曲背景を読む行為そのものに楽しみを覚える。こちらは文庫サイズなので車でクラシックを聞く人にとってもオススメの一冊。

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