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世界でいちばん素敵な中世ヨーロッパの教室

祝田秀全

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866734378
ISBN 10 : 486673437X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

マンガや映画をはじめとするファンタジー作品の多くが、舞台設定の参考としている「中世ヨーロッパ」に関する素朴な疑問に、核にに残る幻想的な風景や中世の芸術作品などの写真を添えて答えるビジュアルブックです。
西ローマ帝国が滅ぶ476年から、百年戦争が終結しビザンツ帝国が滅ぶ1453年までのおよそ1000年間、「力がすべて」で、争いが絶えなかった混沌として中世ヨーロッパを一問一答形式で解き明かします。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • neimu

    綺麗だが、読んだという実感がしみじみとするかというと? まあ、老眼には優しい大きい文字、少ない文章、眺める読書に近い編集。ビジュアルが主流で読むのが苦手な若い世代の意識に沿っているのかも。立ち止まって見るのではなく、歩きながら眺める感じの読書。図鑑ともまた異なる。ただ、クローズアップされた図は見やすいので有難い。お値段も良心的。Q&A形式なのも、読み易さへの工夫なのかな。問いを立てる教育を意識しているのか、問いを立てられない、読み取れない人への配慮なのか。歴史と美術が一気に学べる雰囲気は気に入った。

  • ちい

    中世とはいつからいつまで?そんな初歩的なことから説明してくれる。中世において、影響力が大きかった教会。神の代理人である教皇からの破門の重さと言ったら、まるでラピュタの世界の「バルス!」の如し。破門されたら皇帝でも国王でも一巻の終わり。歴史の授業でカノッサの屈辱を習ったが、こんなにも破門が辛いものだとは思わなかった。そして、歴史の一幕を下ろすことになったペストの流行。絶大な力を持っていた教会の権威が失墜し、死生観がガラッと変わる出来事だったとわかる。死を身近に感じるなか「死を忘れるな(メメント・モリ)」の

  • このみ

    中世ヨーロッパという、冒険と空想の物語の舞台である暗黒時代を、ざっくりと説明してくれるところがよい。城と城壁、教会、騎士、甲冑、剣、紋章、十字軍、百年戦争、錬金術、黒死病。それぞれの章で「重い甲冑を着た騎士は身軽に動けたの?」といった質疑応答がなされ飽きさせない。そして「貴婦人と一角獣」のタペストリーはじめ資料も豊富。たくさんの美しい写真に旅情もかき立てられる。「ドイツのネルトリンゲンは『進撃の巨人』の舞台のモデルとして有名です」とあるし、若い人向けにファンタジー小説などへの理解を深める意義もあるのかも。

  • takakomama

    世界でいちばん素敵な教室シリーズ。Q&A方式で中世ヨーロッパの歴史や建築、身分や暮らし、宗教などを解説。図版や写真が綺麗です。中世は476年に西ローマ帝国が滅亡してから、1453年までの約1000年。長いですね。

  • Chi___z

    写真がいっぱい。全編Q&A方式でサラッと読める。ただ体系立った説明ではないので、中世をいちから理解するには他の本を併用したほうがよい。最初のとっかかりには最高の一冊。文字が小さいのが、少し残念。

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