源平の時代を視る 二松学舎大学学術叢書

目次 : 第１部　二松學舎大学附属図書館所蔵の奈良絵本『保元物語』『平治物語』の諸相（二松學舎大学附属図書館蔵奈良絵本『保元物語』『平治物語』について/ 二松本『保元物語』挿絵についての一考察―「後白河院御即位の事」の挿絵を素材として/ 二松本『保元物語』『平治物語』挿絵の天皇表現について―庶民の描かれた「御即位図」との関連/ 描かれた『保元物語』『平治物語』の世界―二松本を中心に/ 奈良絵本『平治物語』の大路渡―二本松を中心として）/ 第２部　奈良絵本と軍記物語（奈良絵本『保元物語』『平治物語』の襖絵について/ 奈良絵本・絵巻『保元物語』における崇徳院像/ 物語草子の制作と享受層―常盤の物語をめぐって/ 『保元物語』『平治物語』の諸本展開と熊野信仰―近世挿図表現の問題に及ぶ/ 金刀本保元物語の合拗音振仮名と『落葉集』/ 『愚管抄』と『保元物語』『平治物語』をめぐる試論/ 源平盛衰記と絵画資料―フランス国立図書館蔵『源平盛衰記画帖』をめぐって）

【著者紹介】
磯水絵 : 二松學舎大学大学院文学研究科博士課程満期退学。二松學舎大学文学部兼大学院教授

小井土守敏 : 筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科単位取得退学。大妻女子大学文学部教授

小山聡子 : 筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。二松學舎大学文学部准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）