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杉下右京のアリバイ 朝日文庫

碇卯人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022648419
ISBN 10 : 4022648414
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
碇卯人 ,  

Content Description

右京は休暇中のロンドンで、殺人事件の捜査に協力することになる。
被害者宅の防犯カメラには、ある奇術師の姿が映っていた。
しかし彼は、そこから150キロ離れたバーミンガムでマジックショーを繰り広げており大勢の観客がアリバイを証明した。
驚きはそれだけでなく、彼はステージ上で殺人予告を行い、空間移動をして殺人をしたと告白する……。
不可能犯罪の真相を追う右京は、真実に辿り着けるのか?
他、 香港の連続殺人鬼の完全犯罪を暴く「シリアルキラーY」を収録。
「相棒」オリジナル小説第4弾、待望の文庫化!


【著者紹介】
碇卯人 : 1960年福岡県生まれ。日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブに所属する某ミステリ作家の別名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

    テレビでも映画でも味わうことのできない右京さんの活躍が楽しめる小説オリジナルストーリー。中編が2作。「奇術師の罠」は第一容疑者は同時刻に遥か離れた舞台で公演を行ってたというマジシャン。テレポーテーション殺人という不可能犯罪に挑む。「気になることがあるとつい首を突っ込んでしまうのが僕の悪い癖」といいながら、休暇の海外旅行でも捜査に参加しちゃうのは流石右京さん。「シリアルキラーY」は先が読めちゃうなあ。脳内再生はもちろん水谷豊演じる杉下右京でした。★★★

  • future4227

    右京さん、再び外国へ休暇の旅。今回はお馴染みのロンドンと香港。外国へ行っても、やはり杉下右京の行く所に事件あり。現地警察の刑事を即席の相棒にして、いつもの冴え渡る洞察力と推理を展開する。以前の作品では、口癖の「はい?」というのを英語で何と言っているのか気になっていたのだけど、今回はそのまま日本語で言っていたのが笑えた。しかもなぜか相手に通じてる!あと香港で海老の絵を見た右京さんが「イセエビ」というのだが、香港でもそれで通じるのかな?それにしても、230ページ程の文庫本で720円とは!朝日文庫頼むよー。

  • 智湖@ベルばら同盟副会長

    アメリカが舞台ということと、容疑者が右京にソックリという設定に興味を持った。が、ストーリーの運びが冗長で退屈だった。殺人のトリックもなんだかなぁ、でした。「相棒」シリーズの方が読み応えあり。

  • 山犬

    今回で4冊目のオリジナル版。休暇中の杉下さんは、ロンドンと香港で事件に自ら巻き込まれていきます。・・・ ロンドンでは犯人に間違わられて香港ではちょっと気になったからついて行ってとはたしてちゃんと休暇を楽しんでいるのか気になります。

  • かめりあうさぎ

    杉下右京ワールド全開の短編集。二話収録。今回の舞台はイギリスと香港。海外でも右京さん節は健在。出会った人間によって右京さんに下される「変人評価→こいつ面白そうかも評価→右京さん最高!評価」という流れがなんとなく定番としてあって、最高評価になった時に感じるしてやったり感が、とにかく気持ち良くて好きです。事件は、どちらも細やかな伏線が張り巡らされていて謎解きを純粋に楽しめる構成です。イギリスが舞台の一話目の方がボリュームもあり難易度も高めだった。香港が舞台の二話目は、犯人もトリックも分かってしまいました。

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