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ISBN 10 : 480604654X
Content Description
著者はデカルコマニー画家、美術評論家、現代美術蒐集家の三つの顔をもち、本書では、この三位一体とでもいうべき総合的かつユニークな視点から「戦争と画家」「自由への確証」の問題を鋭利に追求。きわめてオリジナルな考察で来るべき21世紀の美術がいかにあるべきかをピカソ、ミロ、ヴォルス、エルンスト、クリスト、滝口修造、浜田知明、鶴岡政男などを通してスリリングに示唆している。
目次 : 第1部 『悲しむべき空白』の時代にあって―美術家はどう戦争と関わってきたか(ゲルニカの悲劇を越えて・ピカソ―「フランコの夢と嘘」によせて/ その力は世界を驚かせるだろう・ミロ―「スペインを救え!」が訴えるもの/ 「悲しむべき空白」の時代にあって・滝口修造―戦時下における芸術家の良心/ 苦悩の肉をそぎおとして・フォートリエ―「人質」に関する一考察 ほか)/ 第2部 自由への確証―さまざまな可能性へむかって(見ることは考えることだ―ジャスパー・ジョーンズの作品から/ 耳が私を選んだのだ―三木富雄の「耳」について/ マックス・エルンストの『オマージュ・ランボオ』によせて―マックス・エルンストとランボオに関する一考察/ 輝く美しさ・自由への確証―クリスト・「ライヒスタークの梱包」を観て ほか)
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