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いのちの未来 2075 人間はロボットになり、ロボットは人間になる

石黒浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296121571
ISBN 10 : 429612157X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロボット工学の第一人者が2075年の人間・社会・文化・技術を鮮やかに描く。
大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの未来」公式ブック。
ロボット工学の第一人者で、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの未来」のプロデューサーを務める著者が、50年後の未来を考察する未来予測本。

未来を予測する本はあまたある。しかし、アバターやロボットの先端技術を研究する、いわば未来をつくる当事者が、さまざまな領域の科学技術情報をもとに未来を語る本はあまりない。つまり、本書に描かれた未来は、技術的には高い確率で実現可能な未来である。

人間は遺伝子の仕組みで環境に適応するだけでなく、科学技術によって進化の能力を拡張してきた。AIやロボットの技術がさらに発展したとき、人間はどのような進化を遂げるのか。そして、社会や文化はどう変わるのか――。
寿命はどこまで延びるのか?
人間とロボットの境界は?
国や街、家、家族の役割は?
学習や労働の概念は?
生と死に対する価値観は?
科学技術の進歩であらゆる制約から解き放たれた2075年の世界を、本書の第1部で大胆に予測する。

第2部からは、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの未来」について紹介する。本書で解説する50年後の未来を具現化したパビリオン製作の舞台裏を明かすとともに、展示内容の一部を公開する。さらに、1000年後の未来の人間の姿も披露する。

地球上で無生物から生物に進化した人間は、これから再び無生物に戻る――。
ロボットの研究を通じて「人間とは何か」を問い続けてきた著者が導き出した答えは、ビジネスのアイデアや今後の生き方を考えるヒントになる。

Copyright Expo 2025


【著者紹介】
石黒浩 : 1991年、大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了。工学博士。2009年より大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授。ATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。2017年から大阪大学栄誉教授。研究対象は、人と関わるロボットやアンドロイドサイエンス。多数の論文を主要な科学雑誌や国際会議で発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひびキング

    予約が取れない人気のパビリオン。行ってから読むか、読んでから行くか。予約取れないならどっちでも可。ポジティブな50年先の未来が溢れている。協賛企業の情熱も凄い。ただその素晴らしい未来にお金はかかるのか?素晴らしいモビリティ、住居、教育。そのためにどう稼ぐ?ベーシックインカム?いのちの未来を理解するのに最適なガイドブック。他のシグネチャーにもあるのか知らないが、是非全てのシグネチャーで出版して欲しいね。いのちの未来はいのちの解放。

  • アリア・スターク

    4月に初めて万博に行き、初めて入ったのがこのパビリオン。その後10回も通い、最後に予約が取れたのがこのパビリオン。いのちの未来で始まり、いのちの未来で終わった万博だった。著者の目的である考えさせられる内容であった。50年後の自分は88歳、子供は54歳。カナが自分の娘の子供だと思いながら傍観していた。万博に興味を持ったのも自分の子供が生きる未来はどのようなものなのか。どう言った世界でどう言った多様性があるのか、そのために今からできることは何かを知りたかった。このパビリオンでは少しばかりのヒントを得た気がする

  • Oki

    先日、日本科学未来館に行ったが、未来ものはなかなかわかりにくい。

  • AliNorah

    万博で一番印象に残ったパビリオン。 1回め、おばあちゃんはどっちを選択した?? 2回め、きっとこっちを選択したのかな、と答えを見つける。 イシグロイドと会話をし、友だちから新たな見方を聞く。 3回め、友だちの意見も納得できる。 万博で並びながら、この本を読了。多種企業の若手と話し合った50年後の社会が散りばめられていることを知る。 4回め、背景に注目してみる。ストーリーはまた異なる解釈もできるかも。10月13日19:30、まさに万博最終日の最後のパビリオン。 50年後、答え合わせできるかな。

  • ほっちゃん

    大阪万博で、未来だけどでもそう遠くない、現在の延長線の先にある出来事を考えさせられた、とても印象的なパビリオンだったので、是非とも読みたいと思って手に取った一冊。内容はパビリオンの説明と製作の過程。読む前はただ石黒氏の思う未来を描いたパビリオンと思っていたが、それだけでなく、協賛企業の若手たちをも巻き込み、多くの人たちが50年後の未来を想像し議論して形にしたものだった。1つのパビリオンで完結せず、人と人の横や未来への広がりを感じる裏舞台を見せてくれた本でした。50年後はギリ生きてるので是非答え合わせを。

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