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ISBN 10 : 4582652115
Content Description
バロック美術の礎を築いた革新者でありながら殺人を犯したならず者…。巷に流布する「カラヴァッジョ神話」から、作風や生き様をわかりやすく光と闇にたとえ評するのは容易だが、それはほんとうに正しいのか?生涯をかけ作品に触れてきた西洋美術史の第一人者が、過去の伝記から最新研究まで丹念にひもとき、その時代の社会的背景に基づく現実的な解釈を加えながら実像に迫っていく。カラヴァッジョ評伝の決定版。
目次 : 序章 カラヴァッジョの真実―二つの壁/ 第1章 ロンバルディア―領民と徒弟/ 第2章 ローマ―美術市場とパトロン/ 第3章 ローマ―革新と名声/ 第4章 ローマ―剣と絵筆/ 第5章 南イタリアとマルタ島―放浪と死/ 終章 カラヴァッジョの真実―一つの答え
【著者紹介】
石鍋真澄 : 1949年生。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。フィレンツェ大学を経て、成城大学教授。現在、成城大学名誉教授。文学博士。著書に『聖母の都市シエナ』(吉川弘文館、1988、第12回マルコ・ポーロ賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao
読了日:2023/01/05
Go Extreme
読了日:2024/02/17
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