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57歳で婚活したらすごかった 新潮新書

石神賢介

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106109065
ISBN 10 : 4106109069
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

やっぱり結婚したい。57歳で強くそう思った著者は、婚活アプリ、結婚相談所、婚活パーティーを駆使した怒濤の婚活ライフに突入する。その目の前に現れたのは個性豊かな女性たちだった。「クソ老人」と罵倒してくる女性、セクシーな写真を次々送りつける女性、衝撃的な量の食事を奢らせる女性等々。リアルかつコミカルに中高年の婚活を徹底レポートする。切実な人のための超実用的「婚活次の一歩」攻略マニュアル付!

【著者紹介】
石神賢介 : 1962(昭和37)年生まれ。大学卒業後、雑誌・書籍の編集者を経てライターに。人物ルポルタージュからスポーツ、音楽、文学まで幅広いジャンルを手がける。三十代のときに一度結婚したが離婚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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日本の現実として晩婚化もさることながら、...

投稿日:2021/06/16 (水)

日本の現実として晩婚化もさることながら、生涯未婚率の上昇トレンドに歯止めがかからない。現に2019 年時点での最新データは男性が 23.37 %、女性が14.06%も生涯未婚と平成の初頭から30年で隔世の感すらある。 そう、この結婚することすら困難な日本社会において、果敢にも結婚しようと悪戦苦闘する記録がこの一冊である。現在の婚活の主要アプローチである、婚活アプリ、結婚相談所(厳密には結婚情報サービスだろうが、相談所のほうがなじみがある)、そして、婚活イベントである。 これらの体験談が実体験を脚色しつつ、面白おかしく語られており、とにかく読ませる。個人的に大好きなエピソードは赤ちゃん言葉になってしまう女性とミステリアスな女性だ。本当にこれらのエピソードは声に出して笑ってしまうほど、面白い。 が、ちょうど、新型コロナウイルスの感染拡大時期も本書には含まれており、女性の貧困問題が婚活にも影を落としているのも分かる。先のミステリアスな女性もコロナウイルスのせいでミステリアスに振る舞いざるを得なかったのであろう。 現在の婚活事情を把握するにはとてもいい一冊であるし、日本社会が滲んでいるのも本書の優れた点である。 蛇足だが、本書の読了後、著者は本当に結婚する気あるのか、婚活事体がライフワークになっていないかもとても気になる。年次報告してもらいたいくらいと思った。

DJもちお さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • GAKU

    40代の時に『婚活したらすごかった』を書いた、フリーライターの続編。当然最初の婚活では成功せず。57歳になってやはりこれから先の人生、一人は寂しいと再度婚活。男性婚活者は比較的画一タイプが多いみたいですが、婚活サイト、結婚相談所、お見合いパーティー等を通じて知り合った、女性婚活者達のユニークさには笑った。今作も面白かったです。

  • zag2

    楠木建さんの「絶対悲観主義」で触れられていたので、読んでみたくなった一冊。57歳から翌年にかけての婚活の悲喜こもごもを、フリーライターらしく実に読みやすく面白おかしく書いています。真面目に婚活に取り組んでいるご本人には申し訳ないけれども、ホントに面白い経験をされているなあという印象です。

  • かおりんご

    読み友さんの感想より。高望みをすれば、男であれ女であれ、婚活がうまくいかないのだろうなと思う。あと、理由がなんであれ、ひどい言葉は投げかけちゃいかん。婚活市場について、面白く読めた。

  • よしどん

    知り合いが婚活していてその状況を聞いていたので、少し気になって読んでみた。食事とか付き合ってもなかなか結婚しようと思えない部分は、聞いていた話とよく似た感じだった。なかなかうまくいかないと、そのうち面倒になってやめちゃうのかなあ。巻末の付録は、婚活だけではなくシニア男子には参考になる着目点かと思った。当然きっかけになった知り合いにはこの本のことは紹介しておいた。

  • チャー

    著者の婚活体験を綴った本。タイトルにもある年齢で実際に活動した出来事や感じたことを赤裸々に綴っており、コロナで自粛が求められた時期に記された内容も記載されている。アプリ、相談所、パーティーと、現在サービスとして利用可能な出会いの場は様々であるが、各々の特徴によって、参加者層にも大きく違いがあるようだ。自分が受け入れられることとそうでないこと、気にならないことを把握し、条件に拘りすぎないことが肝要とのこと。当たり前だが結婚まで進むには、いい人がいたときに自分が本当にそれを望むのかという点も問われるようだ。

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