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おどろきの「クルド人問題」 新潮新書

石神賢介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106110962
ISBN 10 : 4106110962
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

不用意に撮影したからか。気づけば僕は過積載のトラックに追いかけられていた‥‥。きっかけは「埼玉県川口市に実際に住んで、クルド人問題を取材してみませんか」という編集者からの提案。ケバブ店、クルド人御用達の朝食食堂、シーシャバー、解体業者、教育現場と市内を縦横に駆け回り、子ども、住民、市議会議員から市長にまで話を聞き、見えてきたのは「多文化共生」という理想と現実のおどろくべきギャップだった。

【著者紹介】
石神賢介 : 1962(昭和37)年生まれ。大学卒業後、雑誌・書籍の編集者を経てライターに。人物ルポルタージュ、体験ルポルタージュからスポーツ、音楽、文学まで幅広いジャンルを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rigmarole

    印象度B+。私は自分がリベラルだと思っており、排外主義の心情を理解しようと思って本書を読みました。読んでみて、クルド人問題は他の一般的な外国人の問題とは別格だと分かりました。推定人口の割に事件や問題が多過ぎます。難民受入制度の隙をつくクルド人が多かったのも事実でしょう。しかし「クルド人」と十把一絡げにしてはいけません。排外主義は、やはり「外国人は悪い」という一般化すなわちステレオタイプに基づくと思っています。そして、更なる法律改正・制度改革・受入態勢整備が程なくして問題を低減させると私は信じています。

  • 信兵衛

    外国人を排斥する気持ちは全くありませんが、日本で暮らすのであればやはり、法的な問題はきちんと備えたうえで、日本社会および地域のルールを遵守してもらうことが必要だと思います。 そのためにも、国と地方が一体となって行政上の対応を抜かりなく行う必要があると考えます。

  • 軍縮地球市民shinshin

    埼玉県鶴ヶ島市の某市議が「ヘイト本」だと言っていた本。多分この事件が起きなかったら買わなかったが、おかげで川口のクルド人問題の本質がよく分かった。要は不法滞在しているクルド人には帰っていただいて、合法的に滞在しているクルド人とは「共生」していくしかないという結論になっている。至極穏当。おそらく左翼が嫌がるのは、不法滞在しているクルド人の噓を指摘している点だろう。クルド人はトルコでは特に迫害されておらず、日本に来る理由は「出稼ぎ」である。つまり「難民」ではない。外務省が2004年にトルコを現地調査して報告書

  • Mark X Japan

    著者の頑張りで、川口クルド人問題の詳細がよく分かりました。複数のポイントがあるので、それらをよく踏まえて議論したり解決していくのが良いと思いました。そもそも、生産性向上やデジタル化などで人口減少に対応していくことを官民挙げて取り組んでいないです。最初から移民受け入れになっているのはなぜでしょうか。☆:4.0

  • CPT

    典型的な人口減少国家において、移民・難民に関して知っておくべきなのでさらっと一読。当然、中立的立場から書かれているはずがない……が勉強になる。「自治体の問題は住人が問題意識を持って解決すべき、部外者は黙ってろ」が今の考え方かな?しつけのなってない近所の子供も叱れない連中が他所の自治体、国の将来を語るなって感じ。

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