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台湾がめざす民主主義 強権中国への対立軸

石田耕一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272211265
ISBN 10 : 4272211269
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan

Content Description

知られざる民主主義先進地・台湾。ひまわり学生運動、高い投票率、同性婚、クオータ制の導入…その歩みは、私たちがめざすべき社会の方向性を示している。

目次 : 第1章 台湾が直面する中国の脅威(「アジアの孤児」―台湾の悲哀/ 「台湾有事」の可能性 ほか)/ 第2章 オードリー・タンの軌跡―民主主義の進展とともに歩む(「強制から解放されたアナーキズム」をめざして/ コロナ対策で際立った透明な行政への信頼―オードリー・タン氏に聞く ほか)/ 第3章 台湾がめざす民主主義のかたち―透明性と市民参加(市民の信頼を培う「ガラス張りの行政」/ 社会を前進させていく若者の政治参加 ほか)/ 第4章 台湾の民主主義のゆくえ―香港「国安法」の波紋のなかで(台湾「ひまわり学生運動」と香港「雨傘運動」―民主を求める二つの運動の明暗/ 香港政府への抗議デモが強めた二人の絆―ある若いカップルのたどった日々 ほか)

【著者紹介】
石田耕一郎 : 1997年、大阪外国語大学中国語学科を卒業し、朝日新聞社に入社。主に大阪・東京社会部の事件記者として、兵庫県警や大阪府警、東京地検特捜部などを担当。中国・清華大学国際問題研究所に留学後、瀋陽支局長、政治部の自民党担当などを経て、2020年9月から台北支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • くものすけ

    オードリータンの横顔が紹介されていた為、初めて彼について詳しく知る事が出来ました。台北市の鳥来(ウーライ)に革新的な小学校を開設された事は初耳。ここには以前確か山の中に八民族博物館が(現在は泰雅民族博物館と名称変更!?)こんな山奥に学校とは正直驚きました。しかし、紹介された学校の”内容”が素晴らしい、台北から30`近く離れています。その驚きの内容の1つ、給食は児童の両親が毎日交代で生徒・教師合わせて100人分を作るという…これだけでもド肝を抜かれました。民主化台湾の逞しさからまったく目が離せなくなりそう…

  • ののまる

    現在の状況もよくわかる。台湾で発行された、香港・台湾・天安門事件の亡命リーダーなどが再集結した季刊誌『如水』がすごく読みたい。どっかで入手できないだろうか。

  • つまみ食い

    日本でも有名なオードリー・タンを産んだ台湾の教育環境(もっともその負の側面とタンは戦った訳だが)の変化や、インターネットを活用した民主主義の可能性など、日本が学ぶべき台湾のここ数十年の社会が語られている

  • お抹茶

    葵政権は,陳水扁の脱中国化政策で不信感を抱いたアメリカが対中協調路線に転換した反省から,現状維持を対中政策の柱としながら史上最良と言える対米関係を築いた。オードリー・タンの半生やコロナ対策に大きな効果のあったデジタル政策の考え方・柔軟な対応も取り上げる。また,土台となる市民社会のうねりとして,女性の政治進出,同性婚合法化を取材。香港の国安法にも一章を当て,若者をはじめ台湾人がいかに危機感を持って香港の現実を見ているかもわかる。台湾の住民投票の結果は行政の動きを法的に拘束する。

  • RED

    面白かった。政治の話ができるって幸せなんだ。 それが、段々思想の自由も創作の自由も奪われていって、愚昧な民の増産の為にしか使われなくなる。 台湾の民主主義がすごいと感心している場合では無いのだと感じた。それに、台湾が民主化のために設けたいくつかのシステムは、考えてみれば当たり前にあるべきもので、日本に無いのがおかしいんだ。 ファクトチェックのサイトを開きたいな。それか参加したい。 ウクライナへの戦争も、中国の進出も、こんなに深刻な問題だったなんて知らなかった。

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