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猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。 ポプラ文庫 日本文学

石田祥

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591184400
ISBN 10 : 4591184404
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

猫を愛する作家陣がすべての猫好きに贈る、猫尽くしのアンソロジー!

荻原浩「猫は長靴を履かない」
叔父さんから遺産として譲り受けた猫のわびすけ。
わびすけが僕の生活にもたらしたものとは――。

石田祥「ツレ猫婚」
35歳にしてお見合いをすることになった七緒。
やってきた男性は、究極の猫好きで――。

標野凪「猫のヒゲ」
娘に頼まれ、自分と同じ年ごろの老猫を迎え入れることになった葛。
シマ子と名付けた猫との生活で、思わぬことに気づかされて――。

清水晴木「いちたすいち」
人づきあいが苦手で不眠症気味の成美が、
コインランドリーで出会った野良の黒猫。
ひとりと一匹の距離はすこしずつ縮まり――。

山本幸久「猫の会社」
御後安全靴株式会社創業55周年記念の社史をつくることになった守。
ここには歴代猫社員が在籍しており、会社の危機を救っていて――。

若竹七海「神様のウインク」
世間から取り残された昭和の遺物・上ヶ丘団地。
その四十二号棟には猫がたむろし、ジゴク棟と呼ばれていた――。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    名を連ねる作家さんには、他のねこねこ本でもお見掛けする方も含まれていますね( ¨̮ )。もう、ただただタイトル通りな、6編のねこねこアンソロジー≡ΦωΦ≡。と、言いたい所では御座いますが、若竹七海さんの『神様のウインク』は趣きを異としている様に思えなくも無いですけれど。あからさまなファンタジックな設定が組み込まれていない事は好感ですね。行動は都合良かったり、展開はおあつらえ向きに進んでは行きますけれどね。良いんですよ。寧ろそう言うのを期待しているのですから。一緒に生活する事で、幸せが運ばれて来ますね。

  • starbro

    本日猫の日、にゃんこ祭り、😻×😻で四作読みました。まずは第一弾、猫を愛する6名の作家陣(既読2名:荻原 浩&若竹 七海)が全ての猫好きに贈る猫尽くしの温かなアンソロジーでした。 オススメは、荻原 浩「猫は長靴を履かない」&山本 幸久「御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項」だにゃあ(=^・^=) https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8101506.html 【読メ😻猫部】

  • はにこ

    猫の話は良いねぇ。猫と暮らしていて、これって偶然?意図的になってない?ってことが結構ある。一話目の話みたいにおっさんが猫の中に住んでいるのかなw若竹さん、初読みの作家さんだったが、異色でよかった。一番気に入った6話目、山本さんも初読みだった。猫って一緒に暮らすだけで色んなことを感じさせる不思議な存在だね。

  • ふう

    猫はどんな性格でもいてくれるだけでうれしい存在。うまくいくかどうかはわからないけど、「猫がいてよかった!」と思うことはたくさんありました。そういう意味でとても現実的な話と、そうだったらいいのにと楽しめる話が半々で6話。どの話も登場する人物のキャラクターが独特で、猫に負けない存在感でした。こんな人たちだからうまくいくのでしょうね。若竹氏の作品は続きが気になりますが、タイトル通りうまくいったはず。葛さん、わたしも猫のために長生きしようと思っています。 

  • みかん🍊

    叔父からの遺産で猫を譲り受けた青年、お見合い相手は自分でも猫を飼ってはいるが引いてしまうほどの猫好き、不眠で夜のコインランドリーで時間を過ごす女性が出会った黒猫、取り壊し寸前の古い団地で4階から野良猫に餌をばら撒く老女、55周年の長靴会社では歴代の猫に救われて会社が維持されていた猫尽くしの六編の短編集、若竹さんのは相変わらずのブラックでその後が気になるが他はほっこりする作品、夜のカフェがあれば助かる人も多いだろう、最後の山本さんの猫が助ける会社が一番好きだった。

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