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呼吸の科学 ブルーバックス

石田浩司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065258583
ISBN 10 : 4065258588
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan

Content Description

人は1日に2万回以上、一生のあいだに6億〜7億回の呼吸を行います。ふだん無意識にしている「呼吸」には命を支えるための精巧なメカニズムが存在します!酸素を取り込み二酸化炭素を排出する仕組みとは?運動するとなぜ息が苦しくなるのか?ジョギングやヨガなど、運動種目と呼吸のコツは?さらに呼吸は「こころ」にどんな影響を与えるのか!そのすべてを徹底紹介します。

目次 : 第1章 「呼吸」する時、体ではなにが起きているのか?(人はどのように酸素を取り込むのか/ 「呼吸」を行う驚異のメカニズム ほか)/ 第2章 体に酸素はなぜ必要なのか(ヘモグロビンと酸素飽和度/ 体には酸素がなぜ必要なのか? ほか)/ 第3章 持久運動での呼吸の動態とメカニズム(運動時の実際の呼吸と呼吸法/ 運動する時「呼吸」には何が起こるのか ほか)/ 第4章 スポーツと呼吸のいい関係(ヨガと呼吸/ 登山と呼吸 ほか)/ 第5章 呼吸と「こころ・からだ」のいい関係(呼吸とこころの健康/ 呼吸とからだの健康 ほか)

【著者紹介】
石田浩司 : 1961年、兵庫県生まれ。名古屋大学総合保健体育科学センター教授、同大学大学院医学系研究科教授兼任。博士(医学)。1987年、神戸大学大学院教育学研究科修士課程修了。同年、名古屋大学総合保健体育科学センター助手。1994年、名古屋大学大学院医学研究科より博士(医学)授与。2005年、名古屋大学総合保健体育科学センター教授(大学院教育発達科学研究科教授兼任)。2010年、オックスフォード大学医学部生理学部門客員研究員。2014年より名古屋大学大学院医学系研究科教授を兼任し、現在に至る。専門は運動生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    おすすめ本。やっぱブルーバックスははずれなしだ。「BREATH:呼吸の科学」と内容はあまり重ならない。かなり本格的な呼吸の生理学ががっつり論じられていて読むのに一苦労だが、著者の専門とする運動と呼吸に関してかなり詳細に最先端を知ることができる。ランニングにおける最大酸素摂取量の増加の方法や長時間運動が可能な乳酸/換気閾値(VT)について理解できた。運動時の呼吸の要諦はしっかり吐くこと。最終章の呼吸とこころの関係は前著と同じ。健康のためにはまず運動、また鼻吸気・呼気長めのゆっくり呼吸、胸郭ストレッチが大事。

  • 寝落ち6段

    心臓や胃腸、肝臓、膵臓など、体には様々な器官があるけれど、臓器の中で唯一意識的にコントロールできるのが、肺だ。不思議なことに、緊張した時に深呼吸すれば落ち着くし、意識的に呼吸数を上げることで活動量を増やすこともできる。柔道や剣道という武道をやっていた身からすると、呼吸はとても大切にされているものだ。それだけ呼吸は人間にとって必須であり、活用できるものだ。呼吸による生理的反応は本書を一読されたい。しっかりと知ることで、生活の質をよりよいものにできるかもしれない。

  • アーサー

    通読。再読する◆ゆっくりとした呼吸は効率が良く、メリットが多い:気分の安定、ストレス解消、リラクゼーション、認知機能の向上。それぞれ原理や論文を紹介している◆内容盛りだくさん。難しい。一度読んだだけでは理解できない部分も多かった。物理、化学、生物の基本的な知識は必要。図や表、グラフは多数あり。ただし全体的にごちゃごちゃしている印象(自分の理解が足りないからかも)。縦書きに数値や数式をぶち込んでいくスタイルも読みにくさに拍車をかける。

  • 三井剛一

    復習のつもりで手に取ったが、初耳の内容も多く医療職として恥ずかしくなった。こういった気づきがあるからこそ専門書ばかり読んでいてはいけないと痛感。 「運動生理」の分野もおもしろい。 今後、呼吸に関してのエビデンスが多く積み重なっていくのを願う。

  • アーサー

    再読◆だいぶ理解が深まった気がする◆この本のユニークなところを紹介しておく。4.3格闘技と呼吸。呼吸相によって向いている運動が変わる。自分の呼吸相と運動を最適化し、相手の呼吸を観察することで試合を有利に進めることができる。3.2 運動時の呼吸。 運動時に楽になる呼吸法はない。しかし、守るべき呼吸法はある:中強度までは鼻呼吸。激しい運動時はしっかり息を吐き、運動と呼吸のリズムを同調させる◆クエン酸回路などの生化学反応はあとで勉強しよう。並行して読んでいるブルース有機化学の下巻に登場する

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