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棋士という生き方 イースト新書q

石田和雄

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781680439
ISBN 10 : 4781680437
Format
Books
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“天才頭脳集団”の生き様に、人生を学ぶ

若き天才・藤井聡太六段や、国民栄誉賞を獲得した羽生善治竜王、
かわいいキャラクターが人気“ひふみん”こと加藤一二三九段など、
将棋のプロを目にする機会が増えてきています。

しかし、勝負の世界を生きる天才たちの素顔や、
等身大の人間としての生活・生き様は、
よくわからないという方が多いのではないでしょうか。

本書は、トップリーグのA級にも在籍し、
棋士として40年以上の現役生活を戦い抜いて2012年に引退した石田和雄九段が、
対局者、将棋教室の経営者、俊英を育てる師匠、一家庭人など、
さまざまな立場から、
日本の伝統的マインドスポーツのプロフェッショナルとしての
人生を振り返ります。

佐々木勇気六段や高見泰地六段など
注目の若手棋士を育てた棋界の名伯楽ならではの視点や、
大山康晴・升田幸三といった昭和の名棋士との戦い、
舞台裏での数々の秘話など、
将棋ファン必読のエピソードはもちろん、
厳しい世界を生き抜いてきた大ベテランだからこそ語れる
すべての人の人生に通じる言葉が満載です!

目次(抜粋)1章 棋士になる
将棋の歴史
高校進学は是か非か
早熟と晩学
三段リーグ
奨励会退会後の人生
将棋は努力か才能か
女流棋士
将棋の国際化

2章 棋士として
八大タイトル戦
対局以外の仕事
プロとアマの違い
かつての将棋指し
升田幸三先生
A級と名人戦
将棋とテレビ
結婚
先輩と後輩
羽生善治さんの偉業
プロフェッショナルの条件
将棋とお金の話
将棋連盟の経営

3章 将棋界の未来
柏将棋センターの天才少年
棋士の引き際
将棋センターの経営
子供教室
師匠と弟子
恩返し
佐々木勇気五段−藤井聡太四段戦
コンピューター将棋ソフトの影響


石田和雄 九段
1947年生まれ。1967年プロデビュー、2012年現役引退。タイトル戦の立会いを勤めるなど将棋界の重鎮。NHK将棋番組の解説でも人気を集める。
現在は千葉県の柏市で将棋センターを経営し、出身地である愛知県岡崎市では将棋祭りを開くなど、将棋の普及に大きく貢献。
藤井聡太四段(当時)の連勝記録を止めた佐々木勇気六段や、初代叡王をかけて七番勝負に挑む高見泰地六段を始め、勝又清和六段、門倉啓太五段、渡辺大夢五段など、多くの弟子を輩出した将棋界の名伯楽でもある。

【著者紹介】
石田和雄 : 1947年生まれ。1967年プロデビュー、2012年現役引退。タイトル戦の立会いを務めるなど将棋界の重鎮。NHK将棋番組の解説でも人気を集める。現在は千葉県の柏市で将棋センターを経営し、出身地である愛知県岡崎市では将棋祭りを開くなど、将棋の普及に大きく貢献。藤井聡太四段(当時)の連勝記録を止めた佐々木勇気六段や、初代叡王をかけて七番勝負に挑む高見泰地六段を始め、勝又清和六段、門倉啓太五段、渡辺大夢五段など、多くの弟子を輩出した将棋界の名伯楽でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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石田9段の初?の棋書以外の書下ろし。テン...

投稿日:2019/01/14 (月)

石田9段の初?の棋書以外の書下ろし。テンポの良い解説で有名な9段の人柄通りの明快な話し満載。ぜひ将棋を指さない方に読んでいただきたいです。将棋に対する愛情がいっぱい詰まっています。

羊男 さん | 石川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 佐島楓

    棋界のさまざまなエピソードが書かれており、興味深く読んだ。この世界に関しては、まだまだ知らないことばかり。藤井七段などの影響でせっかく面白いと思えたのだから、今後も大事にしていきたいジャンル。

  • 榊原 香織

    藤井君の活躍で、将士の生活って?て、ミーハー的に興味が。 かなりの年齢の人なので、豪快にお酒飲んだりとか、藤井君とはイメージがちょっと違うかも

  • hk

    かつて”解説名人”と名を馳せた石田和雄九段による「将棋棋士とはどういう職業か」をテーマにした一冊。月下の棋士を読みすぎたオイラにとって、将棋界とは奇人変人の坩堝。月下の棋士では「将棋盤上の駒配置で女性性器を再現してみせるテクニシャン」「色仕掛けでウッカリミスを誘発するねーちゃん」「駒をあえて使わないチェス方式で名人挑戦を虎視眈々と狙うロシア人」など百花繚乱だ。本書はオイラをそんな夢から現実に引き戻してくれた。…対局、指導、研究…本書は将棋棋士の生態をざっくりと本当にざっくりと紹介している。

  • ライアン

    石田先生の実直さがうかがえる内容。本書が出た後石田門下大活躍だもんね。普及ってやっぱ大事ですね

  • 色々甚平

    将棋棋士の中でも愉快な人として有名な石田先生による自伝。勝負師のようなギラギラした内容ではなく、昔を懐かしんだり、弟子たちへの気持ちが強調されていた。弟子の活躍には見ていてよくわかるほど喜ぶ方で、そういう意味では可愛らしい人である。自分の将棋道場が傾いてきた時になんとか続けようと時間のある限り張り付いていた話や、歌でも有名な内藤9段やひふみんで有名な加藤9段についての話も書かれていた。将棋のイメージも昔のギラギラした怖いものから羽生世代で融和し、現在は女性も臆せず近寄れる存在になったのを感じられた。

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