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「友だち」から自由になる 光文社新書

石田光規

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334046293
ISBN 10 : 4334046290
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大切なのは「友だち」がいる/いないということではない!プラトンの時代と現在の「友だち」はまったくの別物!?SNSが当たり前になった時代の新しい友情論。

目次 : 第1章 変わりゆく「友だち」(昔と似て非なる「友だち」/ つながりのなかに取り込まれていた時代 ほか)/ 第2章 友だちには本音を言えない(場の空気を読んで親しさを装う/ 「従来の青年観」から「新しい青年観」へ ほか)/ 第3章 会えなくてもつながる友だち(目の前にいない人と連絡をとる/ 手紙の時代 ほか)/ 第4章 コスパで決める友だちづきあい(役に立つ人こそが友だち/ 資源・資本になった人間関係 ほか)/ 第5章 「形から入る友人」関係を超えて(「形から入る友人」に光明はないのか/ 「友人・友だち」概念を脇においておく ほか)

【著者紹介】
石田光規 : 1973年、神奈川県生まれ。早稲田大学文学学術院教授。東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はるき

     「友達」というフレーズに一種の恐怖を感じるのは私だけ?「みんな仲良く」を疑うのが大人への第一歩だと思うのですが。複数のコミュニティに緩く繋がりつつ、相性の悪い相手とは社会的距離を保つ。これをすると揉め事が減る気がするのですが、どうかな?

  • テツ

    「友情とは本来、友人などなくても生きていける人間同士の間でなければ結ばれないシロモノなのではないか」と何かで読んだ記憶がある。友人を作ることがそもそもの目的なのではなく、本来は自分自身の好む趣味や活動の結果、自然と構築される他人とのコミュニティの中で自然に強めに結ばれた特定の相手を友人と呼ぶのだろうに、そこの本末転倒さが息苦しい友人関係の原因な気がするな。違和感があるのならそれは自縄自縛以外の何物でもない。SNSでグローバルに多数の人間と繋がれるからこそ「友人」の在り方についてみんな悩んでしまうんだろう。

  • はるき

    登録するまで再読と気づかなかった😁 友達問題より先に、自分を確立!って、それが難しいんだよ。

  • 碧海いお

    最近の友達の付き合い方について書かれているという噂を聞いて読みました。学生だと学校の話ができる人、趣味の話ができる人と友達を使い分けることやマッチングアプリを使うことを知ってましたけど。学校で知り合って失恋をすると人間関係がギスギスになりますが、共通の友人がいないと詐欺師みたいな音信不通を狙う人が多くてろくな印象がなかったです。(年齢にもよる?)昔、知人なんて睡眠薬を飲まされましたし。 コスパを重視だと雑談自体が無駄では?と思ったことがありましたが、本当にそうなんですね…。

  • oooともろー

    友人論、友情論の現在地。繋がりがないと不安を感じながら、一人になると安心する。常時接続社会の生きづらさ。

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