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ISBN 10 : 4790717410
Content Description
好きなメディアのことをレポートに書いたら、「これではレポートになっていません」と言われた!?本書では、核心にせまる問いを立て、調べ、分析するという、メディア研究に必須のプロセスを理解することができます。自分で考えるのはもちろん、仲間と一緒に考えることも、著者の考察から学ぶこともできる、体験的入門書!
目次 : なぜメディアを研究するのか?―複雑な世界をとらえるために/ 第1部 プラットフォームから社会を見る(ネットは「みんなの声」を伝えているか?―情報の選択的接触、エコーチェンバー、世論の分極化/ なぜフェイクニュースが生まれるのか?―ソーシャルメディア、ミドルメディア、フィルターバブル/ スマートフォンは写真をどう変えたのか?―写真史、ヴァナキュラー、モビリティーズ/ 美容整形は個人的なことか?―身体の社会学、言説、テキストマイニング)/ 第2部 “home”からメディアを見る(CMのジェンダー表現はなぜ炎上しがち?―広告、性役割規範、視聴者の多様な読み/ 障害者は「がんばる人」なのか?―テレビ表象、感動ポルノ、障害学/ 女性被害者は本当に多いのか?―客観的現実、ラベリング、ジェンダーバイアス/ 健康の不安はメディアで解消されるのか?―信頼、リスク報道、食の社会学)/ 第3部 メディアで境界を越える(「外国人」選手はなぜ特別視されるのか?―異文化表象、南北格差、スポーツにおける人種化/ クールジャパンって本当にクールなの?―国家ブランディング、グローバル化、セルフ・オリエンタリズム/ K‐POPは誰のものか?―文化コンテンツの越境、ポピュラー音楽のジャンル、ファン文化)/ 第4部 メディアで記録/記憶する(グーグルマップは世界を描いているか?―パーソナライゼーション、監視社会、場所性/ メディア経験から何がわかるのか?―オーディエンス、アイデンティティ、ライフストーリー/ 地域の記憶は誰のものか?―地域創生、ステレオタイプ、デジタルストーリーテリング)/ 「メディアスタディーズ」の現在とは?―批判的思考に裏づけられたレポート作成のために
【著者紹介】
石田佐恵子 : 大阪市立大学大学院文学研究科教授
岡井崇之 : 奈良県立大学地域創造学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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