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花を奉る

石牟礼道子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894349230
ISBN 10 : 489434923X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

不知火が生んだ不世出の詩人、作家・石牟礼道子を105人が浮き彫りにする!

目次 : 1 石牟礼道子を語る(同窓石牟礼夫妻(谷川道雄)/ 教師・石牟礼道子さん(古川直司)/ 心に残る人(朝長美代子) ほか)/ 2 石牟礼道子の文学と思想(苦界の奥にさす光(五木寛之)/ 現代の失楽園の作者(白川静)/ 独創的な巫女文学(鶴見和子) ほか)/ 3 作品とその周辺(『苦海浄土』/ 『椿の海の記』/ 『西南役伝説』 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 寛生

    【図書館】何ヶ月かに亘ってようやく読み終える。水俣の受苦から湧き上がる 石牟礼自身からの祈りの花と、石牟礼と共にある多数の祈りの花花。まるで苦しみの奥からさしてくる光から花が咲くように作家たちが精魂を込めて祈りを捧げていく。無力に打ちのめされながらも、その無力が深まるところに花が咲き、愛が感じられる。悲しみが詩、物語、能というコトバとなり、そこまで来ている台風さえ押しとどめる祈りとなって、その花々が咲き、散っていく。苦しみと絶望に打ちひしがれながら祈りつづけた花々から希望という種が舞い散る。

  • HIRO1970

    ⭐️⭐️⭐️石牟礼道子さんは、透明感がある不思議な感じの人だと思っていましたが、人間界の利己利他の世界を完全に突き抜けた超自然的な誤解され易い人で、風の歌や海の囁き或いは虫の吐息などが表現されており同時代人か平安時代かと時空がパラレルしていて、恥とは何か、苦しみとは、命の輝きや喜びとは何かと本質を真剣に悩む哲学者であり、困っている人に押し付けがましくなく、居丈高にならず、不快感を与えずまたおいでと言われる振る舞いや訥々と語られるがやわでわない作品は詩人でもあり、地霊の巫女であるかの様にも感じられました。

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