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ISBN 10 : 4296119052
Content Description
ロジスティクスは軍隊の「ライフライン」である。メディアでは最前線の戦いの場面ばかりが話題にされ、遠隔地に軍隊を移動させ、兵士に糧食や水を提供し、必要な武器および弾薬を運搬するという、戦いの基盤となるロジスティクスの側面はほとんど注目されない。だが、ロジスティクスが機能不全に陥れば、世界最強のアメリカ軍といえどもほとんど戦えないのである。本書は、第一級の軍事戦略研究者が、シュリーフェン計画、ロンメルの戦い、ノルマンディ上陸作戦、湾岸戦争、テロとの戦い、ウクライナ戦争などを題材に、ロジスティクスの重要性について明快に解説。
目次 : 軍事ロジスティクスへの誘い/ 軍事ロジスティクスとは何か/ 世界戦争史の中の軍事ロジスティクス/ 中世以降ヨーロッパ戦争史と軍事ロジスティクスの変容/ 「シュリーフェン計画」とロジスティクス軽視/ 「砂漠の狐」ロンメルとロジスティクス/ ノルマンディ上陸作戦とその後のロジスティクス/ パットンvs.モントゴメリー―戦争指導を手掛かりにして/ 湾岸戦争とコンテナの有用性/ 「テロとの戦い」の時代におけるロジスティクス/ 水陸両用作戦のロジスティクス/ 「アメリカ流の戦争方法」とロジスティクス/ ウクライナ戦争緒戦のロシア軍のロジスティクス/ 軍事ロジスティクスの将来を考える
【著者紹介】
石津朋之 : 戦争歴史家。防衛省防衛研究所戦史研究センター主任研究官。前戦史研究センター長。防衛庁防衛研究所(当時)入所後、ロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部名誉客員研究員、英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、シンガポール国立大学客員教授を歴任。放送大学非常勤講師、早稲田大学オープンカレッジ講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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パトラッシュ
読了日:2024/08/28
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読了日:2025/02/24
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