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大戦略の思想家たち 日経ビジネス人文庫

石津朋之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296115723
ISBN 10 : 4296115723
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大戦略(グランドストラテジー)とは、戦場の勝ち負けを超え、国家の命運を左右するもっとも次元が高い戦略。安全保障を理解するうえで、その枠組みといえる大戦略を知ることが不可欠だ。本書はそのエッセンスを、マッキンダー、ハワード、ブロディ、キッシンジャー、ルトワック、クレフェルトら巨人たちの思想から学ぶ決定版ガイド。

目次 : 序章 大戦略とは何か/ 第1章 ハルフォード・マッキンダーと「戦略地図」/ 第2章 マイケル・ハワードと戦争学、あるいは戦争と社会/ 第3章 バーナード・ブロディと抑止戦略/ 第4章 ヘンリー・キッシンジャーとその外交戦略/ 第5章 エドワード・ルトワックの戦略のパラドクス/ 第6章 マーチン・ファン・クレフェルトと「非三位一体戦争」

【著者紹介】
石津朋之 : 防衛省防衛研究所戦史研究センター長。1985年独協大学卒業、88年ロンドン大学SOAS大学院修士課程修了、91年ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修士課程修了、93年防衛研究所に入所、99年オックスフォード大学大学院博士課程修了。専門分野は戦略論、ヨーロッパ戦争史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 緋莢

    <本書は二〇世紀の大戦略(グランド・ストラテジー)の思想家、とりわけ二〇世紀後半生まれの一般の読者に馴染みの深い人物に焦点を絞り、「理論」(すなわち研究者)と「実践」(すなわち実務に携わる政治家や軍人)の立場から大戦略について考えようとする試みである>(はじめに より)取り上げられているのは、地政学の父”と呼ばれるハルフォード・マッキンダー、イギリスの歴史家であるマイケル・ハワード、アメリカの国際政治学者であるバーナード・ブロディ(続く

  • 錢知溫 qiánzhīwēn

     素晴らしいの一語に盡きる。マッキンダー、マイケル・ハワード、バーナード・ブロディ、ヘンリー・キッシンジャー、エドワード・ルドワック、マーチン・ファン・クレフェルトの六人の戰略思想に關する好個の"導讀"(讀書案內)  石津氏は日本に戰爭學を根付かせようと懸命に活動されてそうな。なるほど、要點をまとめ的確に說明する力が羣を拔いており、各學者の評傳としてもよくまとまっており魅力的であった。特にハワード卿に關しては石津氏の敬意が滲んでいると思う。石津氏の他の著作も、紹介されている六人の著作も讀むとしよう。

  • Yuhei Kudoh

    「グランドストラテジー」について、碩学6人の思想をコンパクトにまとめた、有難い文庫本。日本においてタブーとされてきた「戦争学」を含むため、刺激が強い。著者自身の考えが強くにじみ過ぎて、あからさまにバイアスがかかった部分も散見されるが、その分、何が論点なのかが分かりやすい。面白かったのは、バーナード・ブロディの核抑止論(戦争を回避する以外の目的は存在しない)と、エドワード・ルトワックの「ポストヒロイック・ウォー」。戦争は政治の延長か、それ自体がアートなのか、今日においてセンセーションな話題を含む。

  • にわとり

    地政学の続きで、戦略家の考えを整理したいと考え手に取ったが、まどろっこしくて、読み進める気にならず、途中でやめた。

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