Product Details
ISBN 10 : 4879842370
Content Description
80年代から現在にかけて南米の都市下層で起こった文化‐政治‐経済運動を、担い手である住民の視線から、そしてチャベス政権へと併呑される歴史・政治状況のただなかから響きとともに描き出す。
目次 : ベネズエラの「黒人」―その捉えにくい表象と境界/ 民族誌的背景/ 太鼓歌へのまなざし/ 復興という名の文化創造/ 内省する祭り仲間/ 文化復興の思想/ 血、太鼓歌、自己実現/ 「石油国家」の近代化とベネズエラ型民主主義/ 民衆文化と新左翼―国民アイデンティティ救済思想/ サンミジャン文化運動の群像―文化と政治を結んだ人びと/ 二つの事件/ 「真実」を暴く儀礼/ 周縁における民主主義とアイデンティティ構築
【著者紹介】
石橋純 : 1962年、東京生まれ。1985年、東京外国語大学スペイン語学科卒業。1997年までソニー株式会社に勤務(のべ8年間ベネズエラ法人駐在。家電製品のマーケティングを担当)。並行して、月刊『ラティーナ』等に紀行文と音楽評論を発表。1998年、東京外国語大学地域文化研究科博士前期課程修了、2000年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(博士、学術)。宇都宮大学教員を経て2003年より東京大学教養学部/大学院総合文化研究科教員。専門は、ラテンアメリカ文化研究、文化人類学。映像民族誌「ハンモックの埋葬」により第22回LASA(米国ラテンアメリカ学会)映画祭優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2010/02/21 (日)
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よきし
読了日:2011/02/08
takao
読了日:2023/12/24
Hatch
読了日:2011/03/27
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