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わたしたちが少女と呼ばれていた頃

石持浅海

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396210052
ISBN 10 : 4396210051
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan

Content Description

新学期、横浜にある女子高の特進クラスで上杉小春は碓氷優佳という美少女に出会う。おしゃべりな小春とクールな優佳はやがて親友に―。二学期の中間試験で、東海林奈美絵が成績を急上昇させた。どうやら、夏休み中にできた彼氏に理由があるらしい。だが校則では男女交際は停学処分だ。気をもむ小春をよそに平然とする優佳。奈美絵のひと夏の恋の結末を優佳は見切ったようで…(「夏休み」)。教室のどこかで、生まれ続ける秘密。少女と大人の間を揺れ動きながら成長していくきらめきに満ちた3年間を描く青春ミステリー。

【著者紹介】
石持浅海 : 1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。2002年『アイルランドの薔薇』で長編デビュー。03年に上梓した『月の扉』は様々なミステリー・ランキングで上位に選ばれ、日本推理作家協会賞の候補となる。05年『扉は閉ざされたまま』(祥伝社刊)が「このミステリーがすごい!」第二位に選ばれベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    碓氷優佳その4。連作短編集。優佳の高校時代の日常の謎系のお話。そりゃ前作とか前々作のような結末になるなと思わせる優佳でした。

  • nyanco

    頭脳明晰でクールな碓氷優佳の女子高生時代…この表紙にはビックリだよね。石持さん、表紙で「ごく普通の学園日常の謎ミステリですので」と書いていらっしゃったので、あら、今回はそんな感じにされたのね…と思ったのですが、やっぱりダークな香りがプンプン漂って来ました。このカワイイイラストとの落差が凄い。ここまで来ると、敢えてこのジェットコースター並の落差を意図したのかしら…とも思えてくる。舞台が地元で小春ちゃんの住まいは、まさにご町内w何処かですれ違っていたのかも…なんて思うと楽しかった。続→

  • 七色一味

    読破。最後の最後まで、なんとなくのほほ〜んと読んでしまったけど。そうか──、それって残酷なことなんだ、と気付かされた。しかし、だ。碓氷優佳シリーズを読んでいないので、これが本当に優佳の本質なのかは、わかりませんが…。

  • Satomi

    碓氷優佳シリーズ!!碓氷優佳の高校入学から卒業までのエピソードゼロ。当時から変わらずの切れ味抜群の推理を披露してくれちゃってます。とは言え人が死んだり事件が起きたりする訳ではなく、進学校らしい設定の日常のちょっとした謎解きがメイン。親友だと思っていた少女が卒業間際に気付いた碓氷優佳の本性。うひょひょぉぉぉっなラスト〜♪私はそもそも優等生ではないからムリなのだけれど...やっぱり友達にはなれないな…恐るべし碓氷優佳!!!!

  • 財布にジャック

    これって完全に、碓氷優佳のシリーズをコンプリートしている人向きの御褒美本だと感じました。という訳で、この本だけ読むのはあまりお勧めが出来ません。女子高生達が沢山出てきて和気藹々としているように見せかけて、その実なかなかシビアな展開でした。そこが石持さんの良さでもあるのですけどね。彼女の過去の1ページを楽しませていただいたせいか、むしょうに碓氷優佳のシリーズを久々に一気に再読したくなってきました。

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