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ISBN 10 : 4830949449
Content Description
アジアは今、どのような構造的課題に直面しているのか。トランプ・ショックはアジアの新たなリスクとなるのか。深化する相互依存と地域協力、経済連携に潜むアジアの死角は何か。今後のアジア経済の変化をどう読み解くべきか。本書は、アジア経済の現状と課題、今後の展望について、マクロ経済、貿易・投資、通貨・金融、経済連携の視点から徹底検証。
目次 : 第1部 アジア経済の現状と問題点(中国経済の減速と構造改革/ 韓国経済のリスク:対中依存による問題点/ ASEAN経済と中所得国の罠:農・食・観光クラスターの提案/ インド成長戦略の課題:分断社会の長期的成長)/ 第2部 深まるアジア経済の相互依存(ASEANのFTA:その問題点/ メコンの産業集積:チャイナ+1とタイ+1/ 東アジアの生産ネットワークとアジア企業:電機電子産業の事例から/ 東アジアのFTAの経済効果)/ 第3部 アジアの通貨・金融:新たな課題(通貨危機後の通貨・金融協力/ 中国の人民元の国際化は本物か/ なぜヨーロッパがAIIBに参加するのか)/ 第4部 重層的なアジアの経済連携:今後の行方(ASEAN経済共同体の創設と新たな目標:世界経済の構造変化の下での経済統合の深化/ RCEPの概要と課題/ 日中韓の貿易構造とFTA/ 先行き不透明となったTPPとFTAAP:アジア太平洋の新通商秩序に暗雲/ 中国の一帯一路構想の可能性:習近平国家主席の一帯一路外交から見た視点)
【著者紹介】
石川幸一 : 1949年生まれ。東京外国語大学外国語学科卒業。ジェトロ国際経済課長、国際貿易投資研究所研究主幹等を経て、亜細亜大学アジア研究所所長・教授。国際貿易投資研究所客員研究員
馬田啓一 : 1949年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。杏林大学総合政策学部教授、客員教授を経て、杏林大学名誉教授。(一財)国際貿易投資研究所理事・客員研究員
清水一史 : 1962年生まれ。北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。現在、九州大学大学院経済学研究院教授。国際貿易投資研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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