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高度経済成長期の文学 ひつじ研究叢書

石川巧

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894765979
ISBN 10 : 4894765977
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan

Content Description

目次 : 第1章 知性―学生小説の変容(モラトリアム文学のはじまり―柴田翔『されどわれらが日々―』論/ “知性”の変容―庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』論/ 子規との対話―大江健三郎「他人の足」論)/ 第2章 大衆―身につまされる文学(原爆とエロス―川上宗薫の自伝的小説をめぐって/ “金の卵”たちへのエール―松本清張『半生の記』を読む/ 戯画としての合戦―吉川英治『私本太平記』論)/ 第3章 欲望―愛欲の光景(妻たちの性愛―川端文学の水脈/ 悶々とする日々への復讐―清張ミステリーの女たち/ 同棲小説論―アパートのある風景)/ 第4章 事件―終末の記憶(三島由紀夫の死をめぐる一考察―『川端康成/三島由紀夫往復書簡』を読む/ 万博と文学―“人類”が主語になるとき/ 吉永小百合という記号―〈夢千代日記〉を読む)/ 第5章 教化―教材化される文学(“私”探しの文学―太宰治の読まれ方/ ヒューマニズムとコスモポリタニズム―教育言説のなかの有島武郎/ 詩の反逆―辻征夫論)

【著者紹介】
石川巧 : 1963年、秋田県生まれ。立教大学大学院博士後期課程満期退学。専攻は日本近代文学。山口大学専任講師、助教授、九州大学大学院助教授を経て、立教大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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