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後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール スーパーダッシュ文庫

石川博品

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784086307673
ISBN 10 : 4086307677
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2013
Japan

Content Description

大白日帝国―野球の巡業で身を立てていた白日人が興した国。その皇帝暗殺の野望を胸に秘める少年・海功は宮廷に入りこむため、少女に扮して後宮の一員となる。新入り宮女として勤務しはじめた彼が見たものは、帝国中から集められた美少女たちが、野球で皇帝の寵愛を争う熱狂の楽園、すなわちハレムリーグであった。野球少年の海功もハレムリーグに巻き込まれていき―!?

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • METHIE

    このライトノベルがすごい!2015年第5位! 狂っている、間違いなく狂っている。 ハーレム系等のライトノベルはあるが本当に後宮を描いたライトノベル作品は早々無い。 しかもあだ名がゴジラだの、狒々に野球をやらせるのは水島新司のマンガのパロディだし、合言葉に大洋の鯨はどうなった?→星になりました、というベイスターズネタがあったりと狂っている。 それでいて後宮の描写はきちんとやっていると思ったら、獣人だの吸血鬼だのはては宇宙人だのが登場して滅茶苦茶になると思わせてラストはしんみりさせる、ワケガワカラナイヨ。

  • T.Y.

    アラブと中国を合成したところに野球が存在する世界にて、少年・海功は皇帝に復讐するため女装して後宮に入る。そこは美少女達が野球で競って成り上がりを目指す世界、しかも獣人やら宇宙人やらもあり。そんなチャンポンでファンタジーな世界を見せる手腕には毎度感嘆。それでいて熱く爽やかな友情ありのスポーツ物。目的と正体を隠している主人公の孤独感と、次第に仲間との絆の方を大切に思うようになっていく描写が素晴らしい。エロも内容は生々しいのだが、主人公が男として反応することを許されないためどこか淡々、その辺のバランスも流石。

  • まりも

    すげぇわけわかんないです(褒め言葉) 皇帝を暗殺するために女装して後宮に入り皇帝に近づくために野球をするという色々頭おかしい話。野球もただの野球ではなくすごくファンタジーあふれているし読んでいて結局何が書きたかったんだ?と思ってしまうが不思議と引き込まれてしまう。もうこのまま後宮関係なくイナズマイレブン的野球続ければいいんじゃなかろうか。色々盛りすぎているが読んでいて許してしまうグチャグチャ加減は流石でした。しかし主人公ぶれすぎやろ笑

  • よっち

    仇である皇帝を狙うために宦官を買収し、女装し後宮入り皇帝に近づく話。ただ、その手段がなぜか野球で、宮女たちが上中下揩イとに分かれたリーグ戦で活躍すれば、皇帝の目に留まることもあるという斜め上の展開に。吸血鬼や宇宙人まで出てくるし、ストーブリーグまであって、それらが違和感なく収まってるのは流石だと思いましたが、凝った設定や描写で説明の地の文が多くならざるをえなくて、今巻だけで見ると手段が目的化していたというか、何を書きたかったのか若干曖昧になったかなと。あとがきももさらっとしていて意味不明でした(苦笑)

  • あなほりふくろう

    野球シーンの描写はちょっと微妙だったけど、香燻の初打席、右中間3塁打からのディレイドスチールといった活躍のさじ加減から「野球を知っててトンデモやってんだな」と察せられる。「ヴァンパイア〜」でも感じられたがこの作者、友達や仲間といった「横の繋がり」の描写が非常に上手で、今回もそういった繋がりの中で香燻が当初の目的を見失っていく、その辺のとまどいとか苦悩を1冊の中でもっとしっかり描いていれば復讐劇としての側面も際立ったのにと、少々残念に思った。いっそ復讐劇を全面カットしてエンタメに徹した方が良かったかも・・・

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