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新宿末廣亭うら、喫茶「楽屋」

石川光子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784757221666
ISBN 10 : 4757221665
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

古今亭志ん朝、立川談志、柳家小さん、林家三平、桂文楽も通った名物喫茶、五十四年分の“はなし”

東京でいちばん古い寄席「新宿末廣亭」の裏に建つ喫茶店「楽屋」。 五代目柳亭左楽を祖父にもち、末廣亭初代席亭北村銀太郎を父にもつ石川光子さんのためにつくられ、今年で創業五十四年。 “昭和の名人”八代目桂文楽、“人間国宝”五代目柳家小さん、“爆笑”初代林家三平、“平成の名人”古今亭志ん朝、あの立川談志家元など、各時代の名人上手、人気者も通ったこの店で繰り広げられた“はなし”の数々、戦後の末広亭の興隆、祖父五代目左楽の横顔を寄席ひとすじで生きてきた店主が語りつくす。

Content Description

東京でいちばん古い寄席「新宿末廣亭」の裏に建つ喫茶店「楽屋」。五代目柳亭左楽を祖父にもち、末廣亭初代席亭北村銀太郎を父にもつ石川光子さんのためにつくられ、今年で創業五十四年。“昭和の名人”八代目桂文楽、“人間国宝”五代目柳家小さん、“爆笑王”初代林家三平、“平成の名人”古今亭志ん朝、あの立川談志家元など、各時代の名人上手、人気者も通ったこの店で繰り広げられた“はなし”の数々、戦後の末広亭の興隆、祖父五代目左楽の横顔を、寄席ひとすじで生きてきた店主が語りつくす。

目次 : 第1部 楽屋編(「楽屋」前夜/ 「楽屋」誕生/ 「楽屋」で起きたいろいろなこと/ 席亭、北村銀太郎/ 思い出の芸人さん)/ 第2部 五代目柳亭左楽編(五代目柳亭左楽小伝/ 祖父、左楽/ 本郷時代の左楽家/ 母はお茶の先生/ 五代目左楽の食生活 ほか)

【著者紹介】
石川光子 : 旧姓・北村。昭和13年、東京・本郷にて新宿末廣亭初代席亭となる北村銀太郎の娘として生まれる。母・すゑ子は噺家・五代目柳亭左楽の長女。幼年より祖父左楽が亡くなるまで同居。昭和36年、石川孝夫氏と結婚。一男三女の母となる。昭和50年、母・すゑ子の逝去により喫茶店「楽屋」の経営者となり、現在に至る

石井徹也 : 昭和31年12月10日、東京・白金台町生まれ。麻布学園高校在学中の17歳から落語を聞き始める。早稲田大学落語研究会中退。昭和56年から放送作家となり、『笑っていいとも』『知ってるつもり!?』『もっと過激にパラダイス』などの構成に関わる。早稲田時代から雑誌『落語界』『落語』に投稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fwhd8325

    こういうエピソードって大事だと言うことを強く感じます。それぞれの人と人の距離があり、そこには、窺い知れない姿を見ることもあるだろう。もちろん、すべてを明らかにと言うことではなく、ちょっとおかしい話や心に刻まれるエピソードは気になるところ。語り口もキレがあっていいです。

  • メルセ・ひすい

    来亭客個人情報! 楽屋は新宿ジュクの寄席「末廣亭」の裏にある、超古い喫茶店! 亭の敷地内にあるが、おおむね寄席開業から昭和33年生なのだ。おおむね60年間かわらず継続して営業している。ただ…雰囲気がヤヴァァイ!部屋の空気 気配…。。30年代の木造家屋の二階、隠れ家…禁煙などというヤボとは無縁、コーヒーがぶ飲みOK…東京最古の寄席「新宿末廣亭」の裏に建つ名物喫茶「楽屋」。志ん朝、談志、小さん、三平、文楽も通い、今年で創業54年。戦後の末広亭の興隆、祖父五代目左楽の横顔を、寄席ひとすじで生きてきた店主が語る…

  • 6だ

    睦会を作った五代目左楽の孫で末廣亭を始めた席亭の娘でその末廣亭のうらで「楽屋」という喫茶店を取り仕切っていたという落語好きには目も眩みそうな経歴のママさんの見聞録。 文楽や可楽等の有名処だけでなく「予備」や「色物」という「その後ってわかんないのが多い」ような芸人さんの思い出話裏話にもかなりの頁が割かれており、そういう話が好きな人には堪らない一冊。 個人的に興味深かったのは先代三平が寄席で宣伝してくれたという話。あの人の逸話はいつもそういう実は気働きのできる人なんだみたいな話が多くて知る度に印象が変わる。

  • qoop

    〈楽屋〉のママさんへの聞き書きという好企画。芸人さんのエピソード満載。聞いたことない話や、落語家だったら云い難かろうという話ばかり(末期癌だった十代目馬生の病状を教えられていなかった志ん朝が、不審に思って文楽の主治医である西野入医師にカマをかけて聞き出す場に立ち会ったとか、私服の小三治師をホームレスと間違い、〈どう見ても、楽屋を出てくる姿は願人坊主〉なんて他からは聞けないなぁ)。最近の落語家の話も面白いのだが、著者の祖父・五代目左楽に関する章は昭和落語会の裏表を垣間みるようで、非常に興味深かった。

  • sakamoto

    落語に興味が無い人には「はぁ…そうですか」という本。ただし、興味ある人にはとても面白いと思う。「楽屋」で一服する噺家のエピソードや、ちょっと聞けないようなエピソードも満載。語り口も快活で、本を読んでいるというよりは、喫茶店の隣の客の話を小耳に挟んでいる感じ。本が嫌いな人でもとっつきやすいかな。できれば本文を音声で聞きたいと思う1冊。 もうひとつ、喫茶「楽屋」が噺家の楽屋であると同時に、一般客の「楽屋」でもあると思わせるような表現は上手い。

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