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ドゥテルテ 強権大統領はいかに国を変えたか 角川新書

石山永一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040824451
ISBN 10 : 4040824458
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「抵抗する者はその場で殺せ」。暴言大統領と呼ばれ、麻薬撲滅戦争で6000人以上殺す一方で、治安改善・汚職解消・経済発展を成し遂げ、国民の78%が実績に満足と回答。実は左派的な国内政策で貧困層・エリート層の双方から支持を集め、対米追従から親中外交へ転換。なぜ強権的指導者が歓迎されるのか?現地に在住した記者が綴る、フィリピンの実像。

目次 : 序章 異彩を放った大統領/ 第1章 ドゥテルテの町ダバオ/ 第2章 麻薬戦争/ 第3章 左派的だった国内政策/ 第4章 親中に転換させた外交/ 第5章 高度経済成長と新型コロナ/ 第6章 ドゥテルテ・ナショナリズム/ 第7章 ボンボン・マルコス政権誕生

【著者紹介】
石山永一郎 : ジャーナリスト。1957年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。82年共同通信社入社。宇都宮支局、名古屋支社、マニラ支局長、ワシントン特派員、編集委員を経て2017年に退職。同年よりフィリピンの邦字紙「日刊まにら新聞」編集長を務めた後、アジア専門季刊誌「リアル・アジア」編集長、22年11月より公益財団法人新聞通信調査会の月刊誌「メディア展望」編集長。11年沖縄報道で平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はまななゆみ

    ドゥテルテにはあまりいい印象は無かったが、実際は良い政治家だったのかもしれません。いずれにしても、人物像は多方面から見ないといけないなと改めて思います。

  • nori

    Author seems to read Tagalog as Ang Pilipinas is listed as references. I watched AMO and agree the free speech to criticize police. But still I suppose he much leans to du30. He is certainly the member of Dynasty in Davao and gave up to keep WPS islands.

  • じろう

    とんでもねえ奴というドゥテルテの印象が少し変わった。タイのタクシン政権でも麻薬撲滅で数千人が殺されたが、関係ない人や末端の売人、警察との協力がばれるような人間も多く殺されたし、世界の批判を浴びた。独裁的であるということは間違いないし、全世界で独裁傾向のトランプ、プーチン、安倍晋三など反リベラルの政治家が人気傾向であるしお互い気の合った政治家というのは間違いようのない事実。ドゥテルテもオバマ批判をしたようだがトランプに対してはどうだったんだろう。見落とした。kindle unlimited本で返しちゃった。

  • お抹茶

    日本では否定的なイメージも多いドゥテルテだが,現地に在住してフィリピンを肌感覚で知る著者は肯定的に評価している。意外だったのは,右派的な印象のドゥテルテだが,国民皆保険の導入や国公立大学無償化や産休の大幅延長など政策は社会民主主義的だったこと。また,都市部では言論の自由は十分守られていること。麻薬戦争に代表されるショック療法を欧米諸国は非難するが,国の宿痾とも言える治安の悪さに長年苦闘していたフィリピン国民の実情を知らないと,国民からの圧倒的な支持の大きさは理解できない。

  • まっちゃん

    断片的にか伝わってこない隣国の大統領の情報がとてもよくまとめられていて、読み応えがありました。日本人として何ができるのだろうか、とても考えさせられます。

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