Books

働き方と年収の壁の経済学

石塚浩美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784535558946
ISBN 10 : 4535558949
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本の働き方改革の契機であるIMF(国際通貨基金)専務理事の提言レポートに、本書の元論文が引用文献としてあげられています。本書を読むと、日本の労働市場や働き方の特徴が理解できます。

目次 : 第1部 経済課題と、日本存続のための働き方改革(日本の喫緊の経済課題/ なぜ女性活躍が日本経済の存続なのか)/ 第2部 労働市場の経済学・歴史・実証分析(日本の労働市場の経済学/ 経済・社会システムとしての日本労働市場の歴史 ほか)/ 第3部 パートの「年収の壁」と税・年金制度の経済学・歴史・実証分析(財政学でみる「年収の壁」と配偶者控除等の歴史/ 計量経済学分析:女性の働き方選択と、「パートの壁」制度の中立性 ほか)/ 第4部 グローバル社会で存続していくための、日本の働き方ダイバーシティの課題(ジョブ型働き方実現のための韓国・中国企業との経済学比較分析と、日本労働市場の課題/ 若年男女が活き活きと働くための、キャリア形成の現状・政策提言・リーダーからのメッセージ)

【著者紹介】
石塚浩美 : 経済学者(新古典派)、Leading Economist(VoxEU)。博士(社会科学(経済学):お茶の水女子大学)、修士(経済学)。東京都立大学(現・首都大学東京)大学院博士課程(経済学)単位取得満期退学。専門:労働経済学、応用ミクロ経済学、国際経済、公共経済学、経済政策、計量経済学、日本および東アジアの男女の就業と経済社会システムの経済学分析。『中国労働市場のジェンダー分析―経済・社会システムからみる都市部就業者』勁草書房、2010年刊(「国際開発研究大来賞」最終候補)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • itchie

    配偶者控除は戦時中にできた制度だった! もともと、1920年にできた所得税の扶養控除の対象者は「同居の 18歳未満の者、60歳以上の者、身障者」だった。配偶者がら追加されたのは1940年。「女子よ家庭に還れ運動」「産めよ殖やせよ運動」の中、女を働くより子どもを産めというインセンティブのためにできたわけだ。それが今日まで続いている。いまだに配偶者を「非稼得能力者」扱いするのはおかしい。「制度が個人の就業形態の選択にバイアスをかけ、女性の労働供給ないし労働市場全体が著しく歪められている」といえる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items