Product Details
ISBN 10 : 477241701X
Content Description
認知療法の経験豊富な中堅臨床家たちが、ソクラテス的手法を詳細に解説したオーバーホルザーの論文と、短期認知療法への適合性に関するサフラン&シーガルの論文をもとに、認知療法における「問う力」(質問力)を包括的かつ実践的に解説。認知療法の初学者には先輩からの「紙上後輩指導」として、すでに認知療法を実践されている方には過去の面接を振り返り、自身の「問う力」を再分析・再検討するのに最適な一冊!
目次 : 第1部 ソクラテス的手法とは?(問いかけることで面接を組み立てよう!―系統的質問/ 多くの情報を引き出して吟味するための質問法―帰納的推論/ 物事の本質をみつけ出し、クライエントの気づきを高める―普遍的定義/ 「私は知っている」という思い込みをなくすには―知識の否認/ 自分らしくあることを支援しよう!―自己変革)/ 第2部 短期認知療法適合性尺度の活用(自動思考のとらえやすさ/ 感情の自覚と弁別/ 自己責任の承諾/ 認知理論への理解/ 治療同盟への潜在力1(セッション内の証拠)/ 治療同盟への潜在力2(セッション外の証拠)/ 問題の慢性度/ 防衛的操作/ 焦点性/ 治療に対する楽観主義・悲観主義)
【著者紹介】
石垣琢麿 : 1987年、東京大学文学部心理学科卒業。1993年、浜松医科大学医学部卒業。1999年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授
山本貢司 : 2002年、日本銀行退職。2006年、横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、田園調布カウンセリングオフィス所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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