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コリシの言葉 南ア代表黒人初の主将、ワンチームの魂

石原孝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865812855
ISBN 10 : 4865812857
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan

Content Description

2019年ラグビーワールドカップで優勝!「一つにまとまれば何だって成し遂げられる!」食べることにも事欠く厳しい環境で育ちながら、南アフリカに栄冠をもたらしたコリシ。母国で支援を続ける理由と将来の夢!

目次 : はじめに―虹の国のラグビー/ 第1章 歓喜の瞬間に横たわる現実(コリシの故郷で見た決勝戦/ 詰めかけた住民 ほか)/ 第2章 重い扉は開いたが…(植民地と差別の歴史/ アパルトヘイト政策の内実 ほか)/ 第3章 世界一治安が悪い国?(「虹の国のパズル」/ アパルトヘイト撤廃で社会はよくなった? ほか)/ 第4章 なぜコロナだけなのか?(民主化後、最大の危機/ 外出禁止を言い渡されて ほか)/ 第5章 コリシ、魂を語る(12歳の転機/ 「いつか代表選手になりたい」 ほか)

【著者紹介】
石原孝 : 朝日新聞国際報道部記者。1981年、兵庫県に生まれる。ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院修士課程修了。2017年8月〜2020年8月まで朝日新聞ヨハネスブルク支局長として、アメリカのサブサハラ49カ国の取材を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たまきら

    アフリカを研究してきた新聞記者が、赴任先の南アフリカでラグビーに夢中になり、コリシの言葉が日本人により理解されるよう、彼の生い立ち、南アフリカの貧国・犯罪・歴史をわかりやすくまとめ、最後には苦労の末コリシのインタビューにたどりつく!といった内容です。先日見たばかりのインビクタスの話も出てきてにやり。知れば知るほどこの選手が好きになっちゃうな。でも、とてもよくできている本なのに、タイトルで損しているかも…ラグビーファンは幻滅するだろうし、一般の人は手に取らないんじゃないかなあ。

  • HaruNuevo

    ラグビー南アフリカ代表主将を務め2019年ワールドカップで優勝を果たしたシヤ・コリシ、今は怪我からの復帰途上だが、2023ワールドカップ に間に合いそうらしい。 代表の試合では、アンセムを大声で歌い献身的にプレーする姿が印象的な選手だ。 一方この本は、南ア駐在の記者が自分の思っている南アの姿を上っ面だけ説明して、ついでにラグビー代表主将のことを書けばいいんじゃね?とワールドカップに便乗した程度の内容。 コリシの言葉と言いながら、実際のインタビューは総ページ数の1/10。しかもそのインタビューも上っ面だけ。

  • 尿酸値高杉晋作

    ラグビーの話題はごく一部。 南アの現状、歴史を知るには良いかも知れない。

  • K

    シヤへのインタビューは最後の第5章にほぼ集約され、南アフリカが現状のようになった経緯と現在の社会問題について、文献や市井の人々への取材から纏めた記述が中心。ラシーさんがRWC19の記者会見で、ボクスが頑張ることがいかに国民にとって大切なのかを切々と語っていたのはこういう厳しい現実があるからなのか…と思わされる。シヤが「自分たちの財団の活動が不要になることが目標」と語っていたのが印象的。現実にめげずその気持ちを持ち続けられるのは、やはり厳しい生育環境を生き抜いてきた強さゆえなのかな…

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