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文化摩擦と日本人 平和の作法とは

石原享一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863980099
ISBN 10 : 4863980094
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2010
Japan

Content Description

武力に依らないで平和を達成するには―日本ならではの平和構築を実践するために、したたかな思索力と行動力を身につけよう。相手に変わってほしいのであれば、自らも変わらねばならない。それが平和共生の作法である…。

目次 : 第1章 平和の作法(混迷するアフガン・イラク情勢/ 米国の軍産・金融複合体 ほか)/ 第2章 作法と慣行の差異(マナーをめぐる文化摩擦/ 世界の作法と慣行 ほか)/ 第3章 日本の中の文化摩擦(筆者のカルチャー・ショック体験/ 日本の中の東側文化圏と西側文化圏 ほか)/ 第4章 歴史認識をめぐる文化摩擦(戦争責任の二つの側面/ 戦争責任と東京裁判 ほか)/ 第5章 経済文化交流のすすめ(日中間の企業文化摩擦/ 中国青年への講義を通じて学んだこと ほか)

【著者紹介】
石原享一 : 神戸大学大学院国際文化学研究科教授。1977年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。神奈川大学、学習院大学の講師を経て、1982年からアジア経済研究所に勤務。その間、1984〜86年在中国・日本大使館専門調査員、1992〜93年香港大学アジア研究センター客員研究員、1993〜94年カリフォルニア大学バークレー校東アジア研究所研究員、1995〜96年一橋大学経済研究所客員教授。1996年から現職。1990年度「発展途上国研究奨励賞」受賞。社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 9.11やアフガン・イラクの情勢から日本人と海外での事情の内部的乖離について書かれている。平和を作る知恵が重要であり、軍備が抑止力になることや利益のためなどの矛盾点を指摘している。筆者である神戸大学の石原先生は一橋大学大学院を終えたものの就職浪人時代に父親を事故で亡くし、親思う心まさる親心を身にしみたのは自分が親になってからだと悟ったらしい。主に中盤は中国と朝鮮について書かれている。文化摩擦は歴史認識からくるものであり、靖国神社についても認識のあり方から書かれている。

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