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ISBN 10 : 4890634606
Content Description
「ドイツ国防軍最高の頭脳」と称されたエーリヒ・フォン・マンシュタイン。
その評価は、長く本人の回想録を基にしたものであったが、冷戦後は戦争責任の回避や戦略的視野の欠如が批判されるようになった。
一方で、その作戦能力の高さを認める声も根強く、評価はいまも揺れている。
本書は、スターリングラードからクルスク、ドニェプル川の戦いを描きながら機甲戦の進化と独ソ戦の実態を再現したものである。元自衛官の視点から作戦面に焦点を当て、多数の作戦図を交えてマンシュタインの戦いに迫る!
【著者紹介】
大木毅 : 現代史家。1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員等を経て、著述業。『独ソ戦』(岩波新書)で新書大賞2020大賞を受賞
石原ヒロアキ : 1958年、宮城県石巻市生まれ。青山学院大学卒業後、1982年陸上自衛隊入隊。化学科職種幹部として勤務。第7化学防護隊長、第101化学防護隊長を歴任。地下鉄サリン事件(1995年)、福島第1原発事故(2011年)で災害派遣活動に従事。2014年退官(1等陸佐)。学生時代赤塚賞準入選の経験を活かし、漫画を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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