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近代測量史への旅 ゲーテ時代の自然景観図から明治日本の三角測量まで

石原あえか

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588371233
ISBN 10 : 4588371231
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

ヨーロッパが最新の測地技術で地球を測定し、正確な地図作成をめざした時代を、同時代日本との学術交流と併せて描く。多数の新資料&未公開図版でたどる科学文化史。

目次 : 第1章 地球の形状と三角測量(地球の真実の形状をめぐる議論/ モーペルテュイとラップランド測量遠征 ほか)/ 第2章 テューリンゲン測量とミュフリング大尉(パリとゴータ間の相互影響関係 ラランド、ツァッハ、ガウス/ ゲーテの『親和力』とミュフリング大尉 ほか)/ 第3章 学術図版と自然景観図(ゲーテとヴァイマル自由絵画学校/ イェーナ大学専属絵画教師 ほか)/ 第4章 江戸時代の日欧相互学術交流(江戸時代の天文学 ラランドと天文方・高橋至時/ ナデシュダ号艦長クルーゼンシュテルンとサハリン/ あるいはゲーテと日本の間接的結びつき ほか)/ 第5章 日本におけるプロイセン式三角測量(日本の三角測量の基礎を築いた田坂大尉/ 日本アルプスの測量調査)

【著者紹介】
石原あえか : 東京大学大学院総合文化研究科准教授。慶應義塾大学大学院在学中にドイツ・ケルン大学に留学、同大で哲学博士Dr.phil.取得。ゲーテと近代自然科学を研究テーマとする。ドイツ語単著Goethes Buch der Natur(2005)により、ドイツ学術交流会(DAAD)グリム兄弟奨励賞、日本学術振興会賞および日本学士院学術奨励賞。『科学する詩人ゲーテ』(慶應義塾大学出版会、2010)によりサントリー学芸賞。慶應義塾大学商学部教授を経て、2012年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Ryo Sogawa

    高校の頃、新宿紀伊国屋の地図売場に時々出かけて、興味のある地域の地形図を買っていました。京大を目指して受験勉強していた頃は、壁に京都の1/25000地形図をつなげて貼ったりして。現在は、カーナビ、スマホやPCで簡単に世界中の地図や空中写真が見られる時代。地図に触れる機会はぐっと減りました。この本は、最先端技術だった頃の測量と地図の歴史です。

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