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日本のムラージュ 近代医学と模型技術 皮膚病・キノコ・寄生虫

石原あえか

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787234308
ISBN 10 : 4787234307
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 元祖皮膚科コンビ、土肥慶蔵と伊藤有―東京大学医学部皮膚科学教室・本郷/ 第2章 私学のムラージュ―慶應義塾大学医学部皮膚科学教室・信濃町/ 第3章 ムラージュ展示室と植物標本―北海道大学総合博物館・札幌/ 第4章 北陸伝播―金沢大学医学記念館/ 第5章 PILZE(ピルツェ)水虫またはキノコ―北海道大学植物園、東京大学医学図書館ほか/ 第6章 南へ 九州での挑戦―九州大学医学部皮膚科学教室/ 第7章 ムラージュの灯、消える 失われた日本の技術―名古屋大学博物館/ 第8章 異端の蝋模型師 沼田仁吉―北里研究所・東京大学医科学研究所・目黒寄生虫館/ 第9章 ムラージュの未来―ドレスデン・ドイツ衛生博物館/ エピローグ ドレスデンの空の下で

【著者紹介】
石原あえか : 東京大学大学院総合文化研究科教授。ドイツ・ケルン大学哲学博士(Ph.D./Dr.phil.)。ドイツ文学、特に「ゲーテと近代自然科学」を研究テーマとする。2012年以降、科研費を得て日本国内に現存する皮膚科ムラージュの記録・調査を開始。15年から医学専門誌『西日本皮膚科』の綜説連載で、その研究成果を一部公表。受賞歴:ドイツ学術交流会(DAAD)よりJacob‐und Wilhelm‐Grimm‐F¨orderpreis(グリム兄弟奨励賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、日本独文学会賞、『科学する詩人ゲーテ』(慶應義塾大学出版会、2010年)によりサントリー学芸賞、ドイツ連邦政府よりPhilipp Franz von Siebold‐Preis(シーボルト賞)

大西成明 : 1952年、奈良県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。写真家。東京造形大学造形学部教授。「生命」や「身体」をテーマに、「生老病死」の姿をドキュメントした写真を撮り続けている。写真集『象の耳』(日本写真協会新人賞)、雑誌連載『病院の時代―バラッド・オブ・ホスピタル』(講談社出版文化賞)、『地球生物会議ポスター』(ニューヨークADC賞ゴールドメダル)、写真集『ロマンティック・リハビリテーション』(林忠彦賞・早稲田ジャーナリズム大賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yuri9976

    リアルな図鑑!大好き!! 学術的価値の高い資料を(ムラージュ師といわれる)職人さんが病理研究のために作成した蝋細工の精巧さに、グロさを忘れてウットリしてしまいました。

  • ha10

    イタリアのムラージュの方は知っていたが日本のムラージュの事は知らなかったので、こうやって技術を継承した人々のエピソードが見れるのは面白い。気になって目黒寄生虫館に行きました。

  • massda

    これは本当に面白い本。15年ほど前に本郷の総合研究博物館で見た、5歳の男の子の天然痘ムラージュは衝撃的だった。自分の息子の手があんなになったら親は正気を保てないと思う。そのムラージュの来歴がわかってよかった。作るのは簡単ではないものなので、ちゃんと保存活用されてほしい。

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