Product Details
ISBN 10 : 4778313186
Content Description
発売から30年、ガンプラの人気はとどまることがない。現在そのマーケットを牽引しているのが、シリーズ発表より15年を経た、MG(マスターグレード)というカテゴリーである。当初「以前からのガンプラファンに向けたリニューアル・プロジェクト」としてスタートしたMGはスケールを1/100に限定、「人気メカデザイナー・カトキハジメによるプロポーション・リファイン」「接着剤不要」「無塗装で組み立てても設定に近いカラーリングが可能」など現代的な技術的挑戦を繰り返しながら、新キットが発売されるごとにそのクオリティを高め、従来のファンを引き止めつつ、さらなるマーケットを開拓することに成功した。本書では、バンダイによるMGのトライアルが如実に示す「ガンプラの進化」を追いながら、シリーズの指標や転換点となったキットのフォルムやギミックの意義を、当時の資料や関係者の証言などをもとに紐解いてゆく。
シリーズ全カタログのパッケージ&商品写真も収録した永久保存版。
【構成】
・巻頭カラー:RX-78ガンダムの変遷
Ver.1.0/95、Ver.1.5/00、Ver.Ka/02、パーフェクトガンダム/03、Ver.OYW/
05(同アニメカラー/07)、Ver.2.0/08
・序章:MG前夜/〜1994
=旧キット(リアルタイプを含む)、MSV、FG、HGなど、それまでのラインナップの変遷とシーンを振り返り、MGが生まれる背景を描く。
・第1章:MGの誕生/1995
=MG開発プロジェクトの発端から、第一弾キット「ガンダム」「ザク」の発売まで。どのようにバンダイのスタッフは組織され、プロジェクトは進んで行ったのか。
・第2章:MGのターニングポイント/1996〜1999
=内部/外部ストラクチャーの導入、ユーザーの要望を最大限に反映して開発されたドム、PGの発売など、試行錯誤、紆余曲折の末、MGシリーズの進むべき道が定まる。
・第3章:進化するMG/2000〜2004
=発売から5年が経過、フォルムだけでなく可動や変形の追求、ストラクチャーの見直しなどが行われる。すでにリリースされたモデルのバージョンアップとしてRX78-2のVer.1.5,そしてVer.Kaが発売される。また2001年にはGガンダム、2003年にはSEEDシリーズ初のエールストライクを発売、MGのラインはより洗練されてゆく。
・第4章:MG新時代/2005〜2011
=既発のモデルを新たな解釈と技術で更新したVer.2.0が発売、 キットのラインナップもますます充実してゆく。またこの時期に「ポリキャップの不使用」に挑戦、さらにはMGでのノウハウを生かしたRGのラインをスタートさせる。
・第5章:MGの未来/2012〜
=AGEシリーズ初のキット化、今後のMGはどこへ向かうのか?
・巻末カラー:MG全アイテム(パッケージ+オフィシャル写真)
【著者略歴】
石井 誠(いしい・まこと)
『機動戦士ガンダム』シリーズを中心としたアニメ、ホビー、漫画、特撮などの分野で活躍中のフリーライター。現在『ガンダムエース』(角川書店)、『ハイパーホビー』(メディアファクトリー)などで執筆中。本書が初の単著となる。
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ねじちょこ
読了日:2012/09/07
うーしー
読了日:2014/08/18
えーてる
読了日:2012/07/22
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