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イギリス中世の女たち

石井美樹子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784469212112
ISBN 10 : 4469212113
Format
Books
Publisher
Release Date
June/1997
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 人生ゴルディアス

    わりと逞しく生きる中世の女性達のお話。黒死病で人口が激減した後は、労働力不足から女性が社会に進出し、経済力を得た女性は結婚したがらず専業主婦が減り、総菜屋が大繁盛した……というのはなんだか現代にも通じる話のようだ。また、それを淡々と記しているので、きちんと資料的な裏が取れている話なのだろうと納得できる。

  • AR読書記録

    中世の女性が活発に社会進出してた、っていうのは、まあわりとそうだったろうなと思うところですが(でも図版にあった炭鉱で働くとか石工とかは想定以上)、旅する女性とか、キリスト教にどのような影響を与えたかとかは、あまり想像していなくてたいへん興味深く読みました。(『カンタベリー物語』読まなあかんなぁ)それにしても、中世の市井のひとであっても(何か業績を残したわけでなくても)、裁判記録等で後世に名を残すというのは、存外よくあることのようで。どんなふうに記録が残ってきたのかとか研究はどう進んでいるのかとか気になる。

  • viola

    中世、と言っても非常に幅広く、膨大な史料にあたったということがよく窺える専門書でした。石井氏の著書で面白くないものなんてないけれど、やっぱり一番テューダー朝あたりが面白いかな?修論提出前に読んでおきたかった、と悔やまれる作品でした。

  • 玉子

    ヤンデレ巡礼者マージョリーが同じ巡礼者たちにもドン引きされてる話にはうけた。すぐ泣くわ熱く信仰を語り出すわ避けても避けても追いかけてくるわ、相当うざかったみたいだ。

  • 憂霞

    女性の生き方や生き様というのは、ファッションと同じようにループするんですかね。家に縛られていた女性が黒死病による人口減少により権利を得た。にも関わらず、家父長制度の台頭や産業革命によって再び家に縛られ。そして再び男女平等の精神のもと外で働き独立した地位を確立する。とか、なんかループしてる気がする。なんだかんだ、土壇場で強いのは女性なのかもな、とか思ったりね。

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