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ISBN 10 : 4585222030
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虚心に史料と対峙し、地域・時代を越える数々の卓越した業績を残した碩学の軌跡。唐・新羅の滅亡以後の政治勢力交代を経た十〜十四世紀の東アジアの世界像を史料学的考察を軸に活写した十一篇の業績を集成。
目次 : 1 日宋貿易と日麗交流(十世紀の国際変動と日宋貿易/ 肥前国神崎荘と日宋貿易―『長秋記』長承二年八月十三日条をめぐって/ 年未詳五月十四日付源頼朝袖判御教書案について―島津荘と日宋貿易/ 高麗との交流/ 日本・高麗関係に関する一考察―長徳三年(九九七)の高麗来襲説をめぐって/ 『小右記』所載「内蔵石女等申文」にみえる高麗の兵船について)/ 2 日元・日麗外交と文書(至元三年・同十二年の日本国王宛クビライ国書について―『経世大典』日本条の検討/ 文永八年来日の高麗使について―三別抄の日本通交史料の紹介/ 文永八年の三別抄牒状について/ 『異国牒状記』の基礎的研究/ 貞治六年の高麗使と高麗牒状について)
【著者紹介】
石井正敏 : 中央大学名誉教授。専門は古代・中世対外関係史
川越泰博 : 中央大学名誉教授。専門は中国近世史
岡本真編 : 東京大学史料編纂所助教。専門は日本中近世対外関係史
近藤剛 : 開成中学校・高等学校教諭。専門は日本・高麗関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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