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ISBN 10 : 483823404X
Content Description
東日本大震災から12年、関東大震災から100年。記憶を風化させず記録をよみがえらせる。哀話や美談ではなく、あの時の状況と心情がつづられた文章の数々。「震災を語り継ぐ」ための方法をもとめて…
目次 : 1 震災・復興と福島・岩手・宮城―民話の力(原発事故と昔話―今、梁川の昔話を語ること/ 地域の言葉で語ること―心を癒やす方言/ 復興を支える民話のカ―内発的発展の可能性)/ 2 関東大震災の東京―作文の力(関東大震災の本郷―子供たちの声に耳を傾ける/ 関東大震災の本所―子供たちの体験を知る/ 小学一年生が書いた関東大震災―「震災を忘れない」ために/ エリートたちの関東大震災―第一高等学校『大震の日』)/ 3 三陸大津波の釜石―記録の力(釜石を歩いた柳田国男と佐々木喜善―「豆手帖から」と「辺土の浜」/ 残された教訓を未来へつなぐ―『地震並津浪の常識』の活用/ 明治三陸大津波と釜石―雑誌『風俗画報』に見る)/ 4 柳田国男・宮沢賢治・井上ひさし―文学の力(河童や幽霊は今もいるか?―命を見つめて生きるための『遠野物語』/ 宮沢賢治を食う!―「グスコーブドリの伝記」など/ 渡された「思い残し切符」―宮沢賢治と井上ひさし)
【著者紹介】
石井正己 : 1958年、東京生まれ。東京学芸大学教授、一橋大学大学院連携教授、柳田國男・松岡家記念館顧問、韓国比較民俗学会顧問。日本文学・民俗学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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