Product Details
ISBN 10 : 4006022530
Content Description
日常を楽しみ、手紙を交わし、深い信頼で結ばれて青春をともにした明子と蕗子。不治の病を背負った蕗子は、やがて帰らぬ人となった。それから半世紀をへて、蕗子の大切な思い出をまもる明子のまえに、思いもかけない事実が明らかにされる。戦前の昭和を生きた女性の息づかいと秘められた謎を、研ぎすまされた文体で見事に描ききる。全二冊。
【著者紹介】
石井桃子 : 1907年埼玉県浦和に生まれる。日本女子大学校英文学部卒業後、文藝春秋社、新潮社で編集に従事。戦後、宮城県鴬沢で農業・酪農をはじめる。その後、1950‐54年、岩波書店で「岩波少年文庫」「岩波の子どもの本」の企画編集に尽力。一年間の海外留学をへて、荻窪の自宅に私設の図書室「かつら文庫」を開く。長年にわたり児童文学作家、翻訳家として活躍。『ノンちゃん雲に乗る』などの創作のほか、『クマのプーさん』『ちいさいおうち』「うさこちゃん」「ピーターラビット」シリーズなど数多くの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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はる
読了日:2023/11/05
あたびー
読了日:2024/11/06
杏子
読了日:2016/05/16
松本直哉
読了日:2025/06/16
わん
読了日:2021/11/12
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