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いっすんぼうし 日本傑作絵本シリーズ

石井桃子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834000511
ISBN 10 : 4834000516
Format
Books
Publisher
Release Date
March/1983
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    絵本。節分に向けて鬼の絵本を読み比べ。読み聞かせ10分。いっすんぼうしが生まれ、旅立つまでの描写や川を上っていく様子も描かれ、しっかりした筋立て。読んでいて言葉が美しく読み聞かせ向き。▽「いえいえ、そのこづちは、おまえがかちとったもの。おまえののぞみのものから、だしましょう」「わたくしののぞみは、わたくしのからだがおおきくなること」

  • gtn

    一寸法師は、お婆さんから産まれたことを初めて知る。それとともに、実話がモチーフであることを確信。"個人"より"家"が重んじられた時代、高齢で授かった念願の子。だが、それが好奇の目に晒され、心ならずも家から出すことに。ところが、その子が思わぬ手柄を挙げ、出世し、錦を飾る。まさに庶民の夢を叶えた体験談。

  • 新田新一

    有名な昔話ですが、絵本になったものを読むのは初めてでした。ぼんやりと記憶していたあらすじが、細部まで分かるようになり、なるほどこんなお話だったのかと思いました。例えば、都に着いたいっすんぼうしが、踏みつぶされないように通りを歩く場面などには真実味を感じました。有名な児童文学者である石井桃子の語りは、軽快で親しみやすいです。さらに秋野不矩の絵が素晴らしくて、物語を引き立てています。繊細で美しく、生き生きとした絵です。知らなかったのですが、秋野は有名な日本画家でした。何度も読み返したいと思う傑作絵本でした。

  • 千穂

    いっすんぼうしは小学校の時に教科書に載っていた記憶があるのですが。大体のストーリーは理解しているけど細かいところはどうだったかしら?今回は石井桃子さんの文、秋野不矩さんの絵で楽しみました。なんと美しい文章かと感動しました。初版は自分の生まれ年。長く愛される名作ですね。

  • けんとまん1007

    改めて読んでみても、面白い。それに、この絵が、とてもマッチしていると思う。さて、そこで、ふと考えた。この一寸法師が象徴しているものは、いったいなんだろう?と。柔よく剛を制す!う〜ん、いろいろありそうだなあ〜、それもまた愉しい。

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