Books

思い出の修理工場

石井明彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763138156
ISBN 10 : 4763138154
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

【スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーに師事し、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』などの作品を支えたアニメプロデューサー、初のファンタジー小説!】

うまく友達をつくれない少女ピピが迷い込んだ、ふしぎな「思い出の修理工場」。

そこでピピが出会ったのは、せっかちで小鬼のようなズッキ、白ヒゲの親方ジサマ、朝は少女、昼は大人、夜は老女になるレディ・ミス・ミセス・マダム……。
ピピは、初めてできた仲間たちとともに、人間たちから思い出を奪い、工場を閉鎖に追い込もうとする「黒いエージェント」に立ちむかうが……?

ピピの、勇気の物語が、はじまる。

【読みはじめたら止まらない!】
友情と挫折、仕事と人生。大切な人との別れ……。
十歳の主人公ピピの成長を通して、生きること、働くこと、人と関わることの素晴らしさを堪能できる、新たなファンタジー小説が誕生しました!
ミヒャエル・エンデ、『ハリー・ポッター』シリーズ、スタジオジブリ作品を愛する人、忘れられない思い出を抱いたすべての人々に、ぜひ読んでいただきたい傑作です。

【著者紹介】
石井朋彦 : 1977年、東京生まれ。アニメーション映画プロデューサー。幼少期をドイツ・ニュルンベルクで過ごし、高校で演劇を学ぶ。2年間の海外放浪ののち、1998年スタジオジブリ入社。鈴木敏夫プロデューサーに師事し『千と千尋の神隠し』などのプロデューサー補をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ジュール リブレ

    ジブリの石井さんのファンタジー。エンデの「モモ」を思わせる作品です。そのうち映画にしてほしいかも。ドイツのバイエルン州ニュルンベルクは、冬のクリスマス市で有名。あとは小さいソーセージが美味。それに木のおもちゃ。いつか遊んだ思い出があって、でも、そのうちにどこかで壊れてなくなってしまう思い出。その一つ一つの積み重ねから、自分が作られていく。けっしてお金だけが幸せではない。そんな一コマを大切にしたい。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    とても素敵なファンタジーでした。あっちの世界とこっちの世界が脳内で画像として浮かぶのは、流石、元スタジオジブリのプロデューサーだからでしょうか。10歳のピピが迷い込んだアシトカ工作所。そこは「思い出を修理する工場」であった。新しいものも必要だが、傷ついた思い出も、時間の経過とともに美しい思い出へと変わる。大切にしないといけないものは何か、幸せとは・・をそっと教えてくれる。響く言葉も随所に散りばめられている。映像化してほしい作品。

  • kou

    どの世代が読んでも楽しめる素敵な一冊だった。読むと、生きる上で、大切なこと、忘れてしまったことを思い出させてくれると思う。ジブリで映像化してくれないかな〜(笑)。

  • あおでん@やさどく管理人

    人の思い出は奪っていいものではない。楽しい思い出も苦しい思い出も、自分の中で少しずつ磨いていって、自分のものとして大切にしていくべきもの。どうしても過去を振り返る余裕を失ってしまうこの頃に、いい作品を読めたと思う。

  • tellme

    ジブリのプロデューサーだった方の作品。なるほどジブリの世界観、アニメ映像が浮かんでくる。子供向けファンタジーのようでいて、大人向けの仕事術だったりメッセージ性も持っている。『モモ』になんとなく似てる気がする。思い出を磨くことは自分にしかできない。素敵な本でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items