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十代目金原亭馬生 噺と酒と江戸の粋

石井徹也

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093878777
ISBN 10 : 4093878773
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2010
Japan

Content Description

江戸の粋を伝えて早世した昭和の名人・10代目馬生が、今、江戸落語最後の継承者と再評価されている。娘、席亭、弟子たちが語り尽くす名人の決定版評伝。貴重なエッセイ、玄人はだしの絵や川柳も収録。

【著者紹介】
石井徹也 : 1956年、東京都港区生まれ。放送作家。早稲田大学落語研究会在籍中から『落語界』『落語』などに落語家評を執筆。81年から放送作家となり、『笑っていいとも!』『知ってるつもり?!』『もっと過激にパラダイス』などの構成を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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高座が見られなかったのは、とても残念。こ...

投稿日:2021/04/11 (日)

高座が見られなかったのは、とても残念。こんど浅草に行ったら、せめて並木藪蕎麦にでも行こうかな。

serena26 さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 姉勤

    「何でもいいんだよ(でも、どうでも良くはないんだよ)」なんと腑に落ちた言葉。音源でしか知らない自分ですが、馬生師匠の噺は胸にスッと入って来る落語です。父志ん生、弟志ん朝という、眩しい光に挟まれながらも、ふわっとした輝きを感じたのは、お弟子や編者による偲び話や、故談志師の馬生評と、亡くなった日の高座の秘話、そして馬生自身によるエッセイと句。人となりによるものと。高座を生で観たかったと思わずに居られません。しかし落語は続いて、イズムを受け継ぐ噺家さんは多いです。巻末のエッセイにありますが、落語はナマでどうぞ。

  • ワッツ

    酒仙先代馬生の評伝。直弟子、娘の志乃、談志など馬生を語るに相応しい人ばかりで素晴らしい内容だった。弟子は案外馬生のことがわかっていないような感じがした。何で馬生が稽古をしなくなったかすらもわかっていない。最後の随筆にすら明記されているのに。それに比べ、娘の志乃の話は実に興味深く、この部分だけでもこの本の価値は高い。随分早死にだと思っていたが、読んでいる内にこれでも十分生きたのではないかという気がしてきた。最後の随筆も良かった。それにしても呑んでばかりだ。あとは生で聴ければ言うことなしだったのに。

  • qoop

    弟子や友人知人の思い出語りを読むにつれ、モヤモヤしたモノばかり残る。池波志乃と中尾彬の話がそんなモヤモヤの一端を晴らしてくれるものの、結局聴かなきゃ判らない、落語は生の芸だ、ということが痛いほど伝わってくる。ああ馬生。聴いてみたかった。

  • べあべあ

    馬生師匠の噺は、しみじみ良い、じんわりとくる、大好きな落語家さんの一人です。いろいろな側面が新たに知れて楽しかったです。特にお弟子さんの会談が面白かった。

  • hitsuji023

    金原亭馬生について落語のCDを聞くことしか出来なかったので、その人となりを知る上でとても参考になった。どこか父の志ん生のような落語家になりそうだったのに早逝が惜しまれる。

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