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「ものまね」の歴史 仏教・笑い・芸能 文化史・誌

石井公成

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642058483
ISBN 10 : 4642058486
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古来、日本ではものまねが好まれ、さまざまな芸能や文学の底流となってきた。人間・神仏・動物その他を巧みにまね、花開いた芸態を、仏教芸能との関係を軸に読み解く。今日に至るものまねの歴史を描く初めての試み。

目次 : ものまねと仏教と諸芸能―プロローグ/ アジア諸国のものまね/ 古代日本のものまね/ ものまねの独立と寺院芸能/ ものまねから能・狂言へ/ 花開く江戸の歌舞伎と声色/ 拡張していくものまね/ ものまねの近代化/ 変化と伝統―エピローグ

【著者紹介】
石井公成 : 1950年、東京都に生まれる。1976年、早稲田大学第一文学部東洋哲学専修卒業。1985年、早稲田大学大学院文学研究科後期課程単位取得退学。現在、駒澤大学仏教学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kenitirokikuti

    古代から現代までカバーしており、来迎の阿弥陀如来コスプレから、タモリのイグアナまで言及あり。仏像のものまねってのはあんまし考えたことなかったなぁ。江戸時代には歌舞伎役者のまねがメジャー。明治以降はメディアが拡大してゆき、浪曲やらラジオ番組やらになってゆく。「百面相」っては、紙で作った目だけお面を使ったものまね芸らしい。

  • スプリント

    能や狂言・歌舞伎・落語など古典芸能から発生したものまねの歴史だけでなく仏教でのものまねについても取り上げられており知見を深められました。

  • 河村祐介

    本の内容としては説話とセットな仏教芸能としての猿楽や狂言、能のなかでの表現としてのモノマネが主なところ。でもやっぱり、大衆芸能のなかで一気に花開く江戸以降のモノマネが面白い。

  • あっちー

    先日受講した先生の著作。講座の時に話してらしたご自身のメインの研究テーマ、仏教と芸能について。 ものまねはお笑いや番組でも人気だが、それがどこから発生して今に至るか、を分かりやすく解説されている。 テレビもネットもない時代は、人気の役者や演目を実際に見られるのは本当に一握りの人だけ。ものまねは最も身近な娯楽だったろう。

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