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会社という迷宮 経営者の眠れぬ夜のために

石井光太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478116166
ISBN 10 : 4478116164
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan

Content Description

さまよえる現代の経営に提起する根源的な問い。

目次 : 序説 「迷宮」の扉/ 「迷宮」の経営辞典(戦略/ 市場/ 価値/ 利益/ 成長/ 会社/ 統治/ 組織/ 改革/ M&A/ 開発/ 人材/ コンサルタント/ 信義)/ 終章 「迷宮」から、覚醒の先に

【著者紹介】
石井光太郎 : 1961年、神戸市生まれ。東京大学経済学部卒業。ボストンコンサルティンググループを経て、1986年、経営戦略コンサルティング会社、(株)コーポレイトディレクション(CDI)設立に参加。2003年から2021年まで、代表取締役を務める。現在は、同グループCDIヒューマンキャピタル主宰。2022年3月、みさきフィデューシャリー・エージェント(株)代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nbhd

    経営についての本なのだけど、うっとりする美文名文の連続。はじめのうちは、平野啓一郎さんみたいな「端整さ」だなと思っていたのだけど、読むうちに、この剛腕かつ繊細な筆遣いは、バルガス・リョサだな、という結論に落ち着いた。つまり、それくらいすごい本。経営コンサルタントによるコンサルタント批判書(個人的には、カントの三批判書に並ぶ)。ざっくりまとめれば、「大事なのは、数字じゃなくて、お前自身だ」という話。数字に振り回されないで、お前が考えて、お前がやるんだ!という一点をじっとりねっとり語り尽くしてくる。

  • 会社とは何か、利益とは何か、市場とは、戦略とは、人材とは…禅問答のようにひたすら掘り下げていく。突き詰めた先には、会社とは経営者の「主観」である、そして主観は自由であるべきだ、との着地点がある。確かに、経営を取り巻く環境は複雑さを増している。やれDXだGXだと言われ、ROEを上げろ、次はPBRだと急かされる。ESGや人的資本も重要で、今度は賃上げもしなければならない。これでは外的な圧力に対応するだけで手一杯で自由な主観など持ちようが無い。アニマルスピリッツ、強烈なエゴ、自信。どうしたら取り戻せるのだろうか

  • リットン

    読書をしていてこういう本に稀に出会えるのがやっぱりいいなと思う。大学生で社会を意識し始めたとき、新卒で大企業に勤めたとき、辞めたとき、漠然と感じていた「会社」というものの違和感を言語化してくれたような感じがした。会社は、利益を稼ぎ一般に必要と言われることを踏襲する経済的なハコではなく、より人間的で、なにがしたいか、なんのために存在するかといった生き方を体現するものじゃないかというのは、しっくりきたしそうであってほしいと思った。ベテランコンサルの方の本だが表層的なハウツーではない本質的で深い言葉が染み入った

  • とも

    経営者についての本。「コンサルティングとはクライアントとの対話である」「会社には国家と違い出入りの自由があるので、求心力ある力強い柱を建てることが利害を束ねるための唯一の方法」いやあ、最初から強すぎる。ただ中盤からは私には抽象度が高く難しすぎた。まだ早いのかも知れない。

  • はとむぎ

    久しぶりに一気読み。何をやりたいかが大事で、他者からの評価を軸にしてはいけないよって。確かに楽しみは、主観からしか生まれない。良い本でした!

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