Product Details
ISBN 10 : 4065163307
Content Description
「いざ戦争が始まれば、自衛隊は米軍の指揮下に入る」。これはべつに冗談ではない。戦後日米の間で結ばれた「統一指揮権密約」で決められていることである。ここから2015年成立の安保関連法を見ると、別の世界が見えてくる。あのとき日本は、「世界中のどこでも戦争ができる国」への一歩を踏み出したのだ。私たちは、いつまで「占領下の戦時体制」という異常な状態を続けるのか?
目次 : 序章 六本木ヘリポート基地から闇の世界へ/ 1 ふたつの密約―「基地」の密約と「指揮」の密約/ 2 ふたつの戦後世界―ダレスvs.マッカーサー(朝鮮戦争直前―マッカーサー・モデルの崩壊/ 朝鮮戦争の勃発―「基地権問題」の決着と「指揮権問題」の浮上)/ 3 最後の秘密・日本はなぜ、戦争を止められないのか―継続した「占領下の戦時体制」(第1次交渉の合意まで(〜1951年2月9日)/ マッカーサーの解任(1951年4月11日)/ 新安保条約の調印(1960年1月19日))/ あとがき 独立のモデル―私たちは、なにを選択すべきなのか
【著者紹介】
矢部宏治 : 1960年兵庫県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。株式会社博報堂マーケティング部を経て、1987年より書籍情報社代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

