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日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか 講談社+α文庫

矢部宏治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065163306
ISBN 10 : 4065163307
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「いざ戦争が始まれば、自衛隊は米軍の指揮下に入る」。これはべつに冗談ではない。戦後日米の間で結ばれた「統一指揮権密約」で決められていることである。ここから2015年成立の安保関連法を見ると、別の世界が見えてくる。あのとき日本は、「世界中のどこでも戦争ができる国」への一歩を踏み出したのだ。私たちは、いつまで「占領下の戦時体制」という異常な状態を続けるのか?

目次 : 序章 六本木ヘリポート基地から闇の世界へ/ 1 ふたつの密約―「基地」の密約と「指揮」の密約/ 2 ふたつの戦後世界―ダレスvs.マッカーサー(朝鮮戦争直前―マッカーサー・モデルの崩壊/ 朝鮮戦争の勃発―「基地権問題」の決着と「指揮権問題」の浮上)/ 3 最後の秘密・日本はなぜ、戦争を止められないのか―継続した「占領下の戦時体制」(第1次交渉の合意まで(〜1951年2月9日)/ マッカーサーの解任(1951年4月11日)/ 新安保条約の調印(1960年1月19日))/ あとがき 独立のモデル―私たちは、なにを選択すべきなのか

【著者紹介】
矢部宏治 : 1960年兵庫県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。株式会社博報堂マーケティング部を経て、1987年より書籍情報社代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • itch

    日本は米国軍への従属から脱れるにはフィリピン式加憲方式とドイツ式の不平等条約の解消を粘り強く交渉していく方式がある。

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