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日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか 講談社+α文庫

矢部宏治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065148280
ISBN 10 : 4065148286
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ、日本人は自国の領空を自由に飛べないのか?なぜ、米軍機は日本の市街地の上を我が物顔で飛ぶのか?なぜ、米軍機が墜落しても日本の警察は調べないのか?なぜ、重大事故後も原発を稼働しようとするのか?そこには戦後ずっと国民の目から隠されてきた欺瞞の構図があった。日米密約の存在から、日本がいまだに「占領下」に置かれていることを白日の下に曝す。

目次 : 1 沖縄の謎―基地と憲法/ 2 福島の謎―日本はなぜ、原発を止められないのか/ 3 安保村の謎1―昭和天皇と日本国憲法/ 4 安保村の謎2―国連憲章と第2次大戦後の世界/ 5 最後の謎―自発的隷従とその歴史的起源/ 著者自身による解説―「五年前の私」への報告

【著者紹介】
矢部宏治 : 1960年兵庫県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。株式会社博報堂マーケティング部を経て、1987年より書籍情報社代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こも 旧柏バカ一代

    昭和天皇って凄かったんだな。。さすが天皇家は潮目を見るのは凄く上手い家だと感心してしまう。 さて、今は、、、

  • Kikuyo

    戦後の日本は「安保村」。昭和天皇が関係していたこともよくわかりました。 安保、地位協定、国連憲章などの解釈など日本が向き合うべき課題は多い。国家全体が過去の記憶をきちんと保持していないことも大きな問題だと思いました。「民衆を屈服させるメカニズム」に無力化されないよう命を守ること。意見を表明すること。

  • 日の光と暁の藍

    砂川裁判によって、在日米軍の権利について憲法判断をしないと判断され、在日米軍に治外法権が与えられてしまった。このことにより、安保条約に関する取り決めが、憲法を含む国内法に優越する構造を確定させてしまったと著者は述べる。日本の法体系は、日本国憲法が最上位にあるのではなく、安保法体系が最上位にあるのだ、と。日本の官僚と米軍が毎月会議している日米合同委員会で、公開義務なしの密約が結ばれており、官僚もこの安保法体系に忠誠を誓って行動しているという。日米合同委員会や砂川裁判以降の密約について更に学ぶ必要がある。

  • シモネッタ

    なんと昭和天皇が関係してたとは驚きです。

  • suma2021

    自分が国際法に疎いことを改めて気付いた。日米合同委員会や敵国条項など、知らないことばかりであった。日本が世界的には特殊な統治体制になっていることはよく覚えておこう。

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